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スマホからTVやエアコンを操作できる“タマゴ”。Bluetooth学習リモコン「エッグ」

キングジムは、テレビやエアコン、照明などの家電を、スマートフォンから操作できるようにするスマートリモコン「エッグ」の発売に向けた資金集めを、クラウドファンディングのMakuakeで18日にスタートした。Makuake限定価格の9,500円で販売する支援コースや、先着50人に8,500円(税込)で販売するコースなどを用意し、4月末までに届ける予定。目標金額は100万円。

エッグ

スマホ用の「AICO」アプリから、Bluetoothで送信されたリモコン信号を受信。赤外線に変換してテレビなどへ信号を送るリモコンユニット。温度センサーを内蔵する。対応OSはiOS 10以降と、Android 6.0以降。

シンガポールのAICO Technologiesが開発した製品で、国内ではキングジムを通じて販売。一般発売時の価格は9,800円で、5月下旬頃の発売を目指す。

スマホ用の「AICO」アプリからBluetooth経由で家電を操作

アプリには約29,000個のリモコン情報が登録されており、エッグ本体に乾電池を入れてペアリングしてすぐに使い始められる。また、メーカーや品番で操作したい機器を検索し、家電のリモコン情報をアプリにダウンロード追加して設定することが可能。「スマートマッチ機能」を使い、手持ちの家電のリモコン情報を簡単に自動登録できる。リモコン登録数は最大25個まで。

Bluetooth学習機能を備え、ユーザーがアプリにリモコンボタンを追加できる。クラウド上にリモコン情報を保存し、ユーザー間で共有する仕組みも備える。

IFTTTアプリと連携させることで、 Amazon EchoやGoogle Homeなどのスマートスピーカーに対応し、家電を音声操作可能。

通信可能範囲はBluetooth・赤外線共に約10m。別売の単3形アルカリ乾電池2本で動作する。外形寸法は約55×76mm(直径×高さ)、乾電池を含まない重量は約38g。