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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」12月20日公開決定
2019年3月29日 20:09
アニメ映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の新しい公開日が12月20日に決定した。公式Twitterアカウントでは「もう少しお時間をいただきますが良質な作品をお届けできればと思います」とアナウンスされているほか、特報の第2弾も解禁された。
「この世界の片隅に」に、新規シーンを追加した別バージョンとして作られているもので、当初は2018年12月に公開される予定だったが、「良質な作品をお届けすることでお客様のご期待に応えたい」とし、公開を延期していた。
原作には、アニメ化されなかった魅力的なエピソードがまだまだあり、「それを描き足すことによって主人公のすずさんだけではない、“さらにいくつもの人生“を描き出したい」(片渕監督)としている。
新規シーンの絵コンテは、企画当初から存在はしていたもので、それらを見直しながら復活させ、更に新たなカットも追加。具体的には、主人公すずと、すずが嫁ぎ先の町で初めて出逢う同世代の女性リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソード、さらに妹すみを案じて過ごす中で迎える20年9月の枕崎台風のシーンなどが追加される予定。