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DAZN運営のPerformが「DAZN」 に名称統一
2019年4月3日 13:04
スポーツ映像配信サービスのDAZNを運営する英Perform Groupは3日、名称を「DAZN」に統一すると発表した。「さらなる成長を目指した再編成」に伴うもので、メディアパートナーシップ事業を担ってきたPerform Mediaも「DAZN Media」に変更し、新しい組織となる。
英Perform Group(DAZN)は、世界最大級のデジタルスポーツメディア企業。スポーツ映像配信サービスのDAZNのほか、Goal.com、SportingNewsなどの世界的スポーツ専門情報サイト、スポーツ動画広告ネットワークDAZN Playerの運営といった消費者向け事業(BtoC事業)を担う。同社は「引き続きファンに魅力的なスポーツコンテンツを提供するだけでなく、新たなDAZN会員の獲得やDAZNへのトラフィック誘導において、より大きな役割を果たす」としている。
Perform Media(DAZN Media)は、グローバルとローカルにおけるメディアパートナーシップ事業を担い、新しい形のスポンサーシップ並びに広告事業を展開。日本においても様々なコマーシャル事業の展開を、DAZNブランド全体に渡って行なう。
ePlayerは「DAZN Player」に名称を変え、DAZN Mediaの下でBtoCのコミュニケーションを行なう。日本においては、DAZN、ライツホルダー、そしてニュースエージェンシーからセレクトしたプレミアムなスポーツ動画を、提携するウェブメディア各社を通じて提供する動画広告ネットワークで、月間約2,000万人以上のスポーツファンに配信している。
DAZN Mediaでは、新たなコンセプト「DAZN+」を立ち上げ、DAZNが持つGoal.com、SportingNews、DAZN Player、並びにSNSチャンネル、インフルエンサー、アンバサダーなどのリーチを集約し、データを基盤としたファンと多角的に触れ合えるユニークなプラットフォームも展開する。
DAZN Mediaは、DAZNが保有する様々なコンテンツやサービスを融合し、業界トップクラスの画期的な広告パッケージを提供するという。
Perform Contentは従来と同様に、世界各地の大手放送局、デジタル配信業者、スポーツ雑誌に対するスポーツデータ、ニュース、動画の継続的提供など、法人向け事業(BtoB事業)を担う。
今回の再編により、DAZNは引き続き「スポーツの新しい本拠地」として、スポーツファンに多くのコンテンツを届けるとしている。