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オーテク、レコードをワイヤレスでも聴ける約2万円のフルオートプレーヤー

オーディオテクニカは、フルオートのアナログレコードプレーヤー2機種を5月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「AT-LP60X」が12,900円前後、Bluetooth搭載の「AT-LP60XBT」が20,000円前後。

Bluetooth搭載の「AT-LP60XBT」

これからレコードプレーヤーの導入を検討している人などに向けたエントリーモデル。スタート/ストップボタンを押すだけで再生/停止できる既存のフルオート対応モデル「AT-PL300」と「AT-PL300BT」をリニューアルする。

新機種のAT-LP60XとAT-LP60XBTは、専用設計のトーンアームベースとヘッドシェルを搭載することで、再生時のトラッキング性能を向上。不要な振動の発生を抑制した。フォノイコライザーも内蔵し、PHONOまたはLINE出力を選んで再生できる。LP60Xのカラーは、ダークガンメタリック(DGM)とレッド(RD)の2色で、LP60XBTはグロスブラック(GBK)。

AT-LP60X(ダークガンメタリック)
AT-LP60X(レッド)

Bluetooth搭載のAT-LP60XBTは、手持ちのワイヤレスヘッドフォン/スピーカーなどでも聴ける。SBCに加えaptXコーデックにも対応し、より高音質に再生できるとしている。

「AT-LP60XBT」とBluetoothスピーカー(別売)の組み合わせ例

両機種とも駆動はベルトドライブで、33 1/3または45回転に対応。プラッターはアルミニウム合金ダイキャスト製。ワウフラッターは0.25%以下、SN比は50dB以上。カートリッジはVM型。外形寸法と重量も共通で、359.9×373.3×97.5mm(幅×奥行き×高さ)、2.6kg。ダストカバー、プラッター、フェルトマット、EPアダプター、ACアダプター、オーディオケーブルが付属する。別売の交換針はATN3600L。