ニュース

新Google Glass登場。カメラやCPU強化の「Glass Enterprise Edition 2」

米Googleは、メガネ型ウェアラブル端末の新たな企業向けモデル「Glass Enterprise Edition 2」を発表した。パートナー企業向けに販売するもので、価格はソフトウェアのカスタマイズやサポートなどによって異なる。OSはAndroid 8 Oreo。

Glass Enterprise Edition 2

従来モデルよりも高性能なクアルコムのクアッドコア 1.7GHz CPUと新しい人工知能エンジンを搭載。Snapdragon XR1プラットフォームで動作、大幅な省電力化とパフォーマンス向上、高度な機械学習機能などが可能になる。フレームはSmith Optics製。小型軽量で、厳しい作業環境にも対応するという。

ディスプレイは640×360ドット。モノラルスピーカーを内蔵するほか、USBオーディオやBluetoothオーディオにも対応する。3つのビームフォーミングマイクや、マルチタッチジェスチャーのタッチパッドを備える。

カメラは800万画素、対角画角80度で、従来よりも向上。既存のGoogle一人称ビデオストリーミングなどに対応する。急速充電をサポートするUSB Type-C端子を装備。バッテリー容量は820mAhで急速充電に対応。1回の充電でGlassをより長く使えるようになったという。省電力機能として、頭上検知センサーや、Eye-onスクリーンセンサーを備える。

ディスプレイやカメラを装備

Androidベースのため、開発なども容易に行なえ、ユーザーが使用中のサービスとAPIを簡単に統合可能としている。Android Enterprise Mobile Device Managementもサポートしている。

Wi-FiはIEEE 802.11ac対応。Bluetooth 5をサポートする。メモリは3GB、ストレージは32GB。重量は46g以下。

上から見たところ
Glass Enterprise Edition 2紹介動画(英語)