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FX-AUDIO-、3,880円で96/24対応の小型USB DAC。BB製オペアンプの限定版も

ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドのハイレゾ対応USB DAC「FX-04J+」と、限定モデル「FX-04J+ NFJ Edition」を6月上旬より順次発売する。価格はFX-04J+が3,880円(税込)で、NFJ Editionが11,800円(同)。カラーはどちらもブラック。

FX-04J+

両モデル共に、'18年12月に発売されたハイレゾ対応USB DAC「FX-04J」をベースに、コンデンサやオペアンプなどの細部を見直し音質向上を図った上位モデル。電源回路やDACなどの基本構成は同じだが、NFJ Editionはより高性能なオペアンプを搭載した特別限定モデルとして販売する。

USB給電のバスパワーモデルながら、高音質化に最適な正負電源生成回路を搭載。オペアンプの正負電源ライン直近の合計6箇所にタンタルコンデンサを配置することで、適切な電力をオペアンプに供給し理想的な動作を実現したという。

電源回路のチューニングに合わせ、2箇所のLPF回路部にTI製オペアンプ「TL072」を採用(前モデルFX-04JはNE5532P)。差動信号変換部とあわせ、合計3箇所全てにTL072を採用。NFJ Editionでは、Burr-Brown製オペアンプ「OPA627AU」(2回路DIP化版)を採用し、DACのポテンシャルを引き出すという。

FX-04J+の回路基板
FX-04+ NFJ Editionの回路基板

DACチップにはESS Technology製「ES9018K2M」を採用。最大96kHz/24bitまでのハイレゾ音源をサポートする。USBレシーバーICはVIA製「VT1728A」。

DACチップからのアナログ音声信号を、カップリングコンデンサを通さずダイレクトにラインレベルで出力する「出力カップリングレス」仕様で、味付けのない原音に近い音質で音楽を聴けるとする。

入力はUSB Type B×1(2.0対応)、出力はRCAステレオ×1。USBバスパワーで動作する。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7/8(8.1)/10と、Mac OS 9.1以降。外形寸法は51×78×21mm(幅×奥行き×高さ)、重量は80g。NFJ Editionには、「NFJ Edition」ロゴステッカーが付属する。

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