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TOPPING、新開発PSRMモジュール搭載DAC兼ヘッドフォンアンプ「DX9 Discrete」
2026年1月23日 11:00
MUSINは、TOPPINGの新製品として、デスクトップサイズのDAC兼ヘッドフォンアンプ「DX9 Discrete」を1月30日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は228,690円前後。カラーはブラックとシルバー。
左右チャンネルに、16フェーズ構成の新開発「PSRMモジュール」を搭載。PSRMは、高速スイッチングロジックICと高精度電圧リファレンス回路から構成される1bitディスクリートDACアーキテクチャ。20種類を超える部品から厳選された構成により、限りなく高速なレスポンスと優れた信号の忠実性を両立し、電源システムへのノイズ干渉を最小限に抑えるという。
天面にはパノラミック・ガラスパネルのトップカバーを備え、精密に設計された回路図が描かれており、さらに内部構造がアンビエントライティングによって美しく引き立てられている。
前面には、センターノブの両脇に「Aurora UI」の2.0インチ・カラーディスプレイをデュアルで搭載。再生情報、FFTスペクトラム、VUメーター表示などを切り替えられる。
DX9 Discreteのデジタルスイッチングロジックは、ナノ秒レベルで動作するため、アナログ信号へノイズが混入する可能性がある。そこで、純粋な抵抗式出力電源を開発。DACコンポーネントが高精度で動作でき、ダイナミックレンジ131dB、SN比 131dBというスペックを実現した。
I/V変換回路は、PSRMテクノロジーに最適化したものを開発。低歪みオペアンプと超低ノイズディスクリートパーツを組み合わせた構成で、PSRMモジュールの信号を精密に処理。楽曲のポテンシャルを最大限に引き出し、豊かなダイナミクスと没入感のあるサウンド体験を提供するという。
フルバランスのハイブリッドリレー式ボリュームコントロールを採用。リレー制御と抵抗ネットワークを組み合わせたハイブリッド構成で、左右チャンネル間のバランスや音質変化の問題を解消し、サウンドの定位を正確に再現。リレー制御とデジタルボリュームの組み合わせにより、精密で滑らかなボリュームコントロールを実現したという。
ヘッドフォンアンプ部には、6チャンネルのディスクリートNFCAヘッドフォンアンプを搭載。NFCA回路は、完全なディスクリート部品を用いて設計され、優れた直流特性と超低歪み性能を実現。最大出力は10,000mW×2@16Ωと強力な駆動性能を誇り、「あらゆるヘッドフォンのポテンシャルをフルに引き出す」という。
USB、Bluetooth、光デジタル×2、同軸デジタル×2、AES、IIS、計8系統のデジタル入力を搭載。出力系統は、6.35mmアンバランス、4ピンXLRバランス、4.4mmバランス、XLR/RCAラインアウト、XLR/RCAプリアウトを用意。これらの入出力系統は、本体設定から必要に応じてON/OFFのカスタマイズができる。
Bluetoothは受信のみで、コーデックはAAC、SBC、aptX、aptX HD、aptX Adaptive、LDACに対応する。USB入力は、PCM 768kHz/32bit、DSD 512ネイティブまで対応。
没入感のある音像定位バランスを実現するため、クロスフィードに「頭部伝達関数」と「室内音響特性」を精密にシミュレートした「Convolution Mode」を採用。定位精度と空間的な奥行きが向上し、ヘッドフォン再生時に生じる頭内定位や耳元再生の違和感を大幅に軽減するという。
さらに、「Simple Mode」では、改良されたBS2B技術により、部屋の音響特性や反射音に依存せず、広々としたスピーカーのようなサウンドを快適に利用できるという。
外形寸法は340×225×60mm。重量は2,750g。








