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ソシオネクスト、放送品質のUHD映像を低遅延でIP配信するHEVC/H.265エンコーダ
2019年7月3日 15:59
ソシオネクストは、同社製高性能コーデックを搭載し、放送品質のUHD映像のIPライブ配信を可能にするHEVC/H.265エンコーダーユニット「X500E」を開発、7月から全世界に向けて販売。出荷開始は7月29日を予定。
パートナー企業のイスラエルXVTECと共同開発したユニットで、コンパクトな筐体にソシオネクストのコーデックIC「SC2M50」を搭載。各種映像コンテンツ配信環境を簡易に構築できるよう設計されている。
UHD映像のHEVC/H.265エンコードによるIPストリーム生成を、標準20Wという低消費電力で実現。独自の映像処理技術により、50ms未満という低遅延も達成。これらの特性を活かし、スポーツやニュースギャザリング、各種イベントのライブ配信をはじめ、高解像度監視カメラや医療分野での映像伝送への応用など、「さまざまなアプリケーションでの活用が期待される」という。
HEVC(H.265)、main 4:2:2 10bit、Level 5.1をサポート。HDMI 2.0a入力を備える。ストリーミングプロトコルはTS-UDP、RTP、RTSPに対応。Webブラウザから操作が可能。