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Beat Audio、初代から6年を経た“第二世代Vermilion”イヤフォンケーブル

ミックスウェーブは、Beat Audioの新イヤフォンケーブル「Vermilion MKII 8-Wire」と「Vermilion MKII」を7月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「Vermilion MKII 8-Wire」が72,500円前後、「Vermilion MKII」が49,800円前後。

Vermilion MKII 8-Wire

Vermilion MKII 8-WireとVermilion MKIIの違いは導体の本数。8-Wireはその名の通り8本、Vermilion MKIIは4本導入している。イヤフォン側の端子は、MMCX、もしくはカスタムイヤフォン用の2ピン端子から選択できる。プレーヤーと接続する入力端子は、3.5mmステレオミニ、2.5mm 4極、4.4mm 5極。長さは約120cm。

Vermilion MKII

初代Vermilionのリリースから6年を経て登場した、第二世代モデル。初代Vermilionは、銅導体らしい温かみのあるサウンドと美しい朱色が特徴だが、後継となるVermilion MKIIは、高純度単結晶銅をベースに、Beat Audio独自の冶金技術を駆使して完成させた、新しい導体を採用している。

この導体は、音響特性を高めるために、粒子レベルで配列を整えた特殊なもの。導体に1t以上の圧をかけ、フラットに成形した単結晶銅導体のアイソレーションシースを導電糸の束に巻きつけ、螺旋状の特別なケーブルデザインに仕上げている。

螺旋構造により、ノイズや歯擦音を軽減。「温かみのあるウォームなサウンドを生み出し、ケーブルの柔軟性を向上させる。また、初代Vermilionよりも自然で広大なサウンドステージを実現する」とのこと。

採用されたシース素材は、BillowやPrima Donnaなど、他のケーブルでも採用実績があり、高評価を得ているもの。素材そのものが90%近く朱色をしているが、残りの10%は、高い精度で磨かれた螺旋構造の銅導体を透かせて見せるようなデザインになっている。