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アップルの映像配信「Apple TV+」11月1日スタート。月額600円
2019年9月11日 03:01
アップルは11日、オリジナルのTV番組や映画、ドキュメンタリーなどが楽しめる定額制の映像配信サービス「Apple TV+」を、100を超える国と地域で11月1日からスタートすると発表した。月額利用料は600円だが、9月10日から新しいiPhone/iPad/Apple TV/Mac/iPod touchを購入したユーザーは、1年間のApple TV +を無料で利用できる。また、7日間の無料トライアル期間も用意する。
コンテンツとして「The Morning Show」、「Dickinson」、「See」、「For All Mankind」、「The Elephant Queen」など、オリジナルのショー、映画、ドキュメンタリー番組をラインナップ。サービスは、iPhone/iPad/Apple TV/iPod touch/Mac、およびその他のプラットフォーム(tv.apple.comでのオンラインを含む)において、Apple TVアプリを使って楽しめる。7日間の無料試用も可能。最大6人の家族でサービスを共有する事もできる。
「See」は、ウイルスが人類を遅い、生き残った人々からも視覚を奪い、600年が過ぎた世界の物語。「The Morning Show」リース・ウィザースプーンとジェニファー・アニストンがプロデュースし、スティーブ・カレルが主演するドラマ。
「セサミストリート」のメーカーが手掛ける、新しい子供向けシリーズ「Helpsters」。スヌーピー、チャーリーブラウン、ピーナッツの乗組員が一緒になって国際宇宙ステーションの指揮を執り、月とその先を目指す「Snoopy in Space」、オプラ・ウィンフリーが手掛ける番組や、M.ナイトシャマランの新しい心理スリラー「Servant」などの作品も用意する。
ユーザーは、オンライン/オフラインの両方で、広告表示なしでコンテンツを視聴できる。AppleTVアプリは、iPhone、iPad、Apple TV、iPod touchにプリインストールされるほか、macOS Catalinaを搭載したMacにも搭載。
一部のSamsung製スマートテレビでも利用でき、将来的にはAmazon Fire TV、LG、Roku、Sony、VIZIOプラットフォームで利用できるようになる予定。サービスは11月スタートだが、予告編の配信は既にスタートしている。
スタート時は、多くの番組が3つのエピソードを配信。毎週1つの新しいエピソードが公開されていく。一部の作品は、フルシーズンを一挙に配信する。40以上の言語で字幕が付き、8カ国語の音声解説なども利用できる。
Apple Arcade
9月19日には、定額制で100以上の新作ゲームがプレイできるサブスクリプションサービスの「Apple Arcade」もスタートする。月額料金は600円で、1カ月の無料トライアル期間も用意する。家族が6人までサブスクリプションを共有できる、広告や追加の課金は無い。
一つのデバイス上でゲームを始めて、別のデバイス上で続けてプレイする事も可能。ダウンロードしてオフラインでもプレイ可能。