Appleの4サービスを月額1,100円で、「Apple One」日本スタート

アップルの音楽ストリーミングサービス「Apple Music」や映像配信サービス「Apple TV+」など、4つのサービスを利用できるサブスクリプション「Apple One」が、日本でもスタートした。利用料は個人プランが月額1,100円、最大5人までの家族と一緒に使えるファミリープランが月額1,850円。最初の1カ月はまだ利用したことのないサービス分が無料になる。

Apple Originalのドラマや映画を楽しめる「Apple TV+」

9月に行なわれたオンライン発表会で予告されていたもの。7,000万曲以上の音楽が楽しめるApple Music、100タイトル以上のゲームを用意したApple Arcade、Appleオリジナルの番組や映画が観られるApple TV+、写真やファイルを保存できるiCloudの4サービスを利用できる。いつでも無条件でキャンセルできるのも特徴。

4つすべてのサービスを個別に契約するよりも、個人プランで月に1,210円、ファミリープランで月に1,230円お得になるという。利用できるiCloudストレージ容量は、個人プランが50GB、ファミリープランが200GB。容量が足りない場合、別途ストレージプランを購入することで追加できる。

「Apple One」を利用できるのは、iOS 14以降を搭載したiPhoneとiPod touch、iPadOS 14以降を搭載したiPad、tvOS 14以降を搭載したApple TV、macOS Big Sur以降を搭載したMacなど、複数のアップル製デバイス。それ以外のデバイスでサブスクリプションに登録する場合でも、macOS Big Surより前のすべてのバージョンのmacOSで楽しめる。

ファミリープランに登録すると、ファミリー共有を使って、プランに含まれるすべてのサービスを家族と一緒に利用できる。また、「Apple One」の個人プランでも、Apple TV+とApple Arcadeではファミリー共有を設定できるとのこと。

なお、米国や英国、オーストラリア、カナダでは、上記4サービスに加え、「Apple News+」と2020年秋開始予定の「Apple Fitness+」、容量2TBのiCloudストレージを利用できる「プレミアプラン」も提供されているが、日本ではアナウンスされていない。