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ザクを組み立て、ロボティクスの基礎やプログラミングが学べる教材。89,900円
2019年9月27日 14:47
バンダイは、「機動戦士ガンダム」に登場する「ザク」を組み立て、プログラミングで動かしながら、ロボティクスの基礎やプログラミングの概念を学べるSTEM学習教材「ZEONIC TECHNICS Robotics and Programming CourseⅠ」を2020年3月に発売する。価格は89,900円。主なターゲットは12歳以上の男性で、2019年10月11日20時から、一部家電量販店、インターネット通販サイト、バンダイの直販サイト・プレミアムバンダイなどで予約を開始する。
最大の特長は、劇中に登場する「ザク」を開発した企業・ジオニック社が、同社に所属するMS開発技術者に向けて公式に開発した技術者育成プログラム、という設定で、機動戦士ガンダムの世界の一員となり「メカニックの卵」として、楽しみながら STEM学習ができる事。
組立工程は「頭部」「胸部」「腕部」「下半身」と大きく4段階に分かれており、工具はドライバーを使用。「段階的に組み上がっていく様子や動作確認の実施など、MS生産工場さながらの世界観を楽しめる」という。
ザクは完成すると全高約30cmで、重量は約1.1kg。ジャイロセンサーや対物(距離)センサーを搭載した二足歩行ロボットキットで、全身17個のサーボモーターを基板(SmartBridge)でコントロールすることで、複雑なモーションも再現できる。モノアイも点灯・可動でき、搭載するスピーカーから起動音などのサウンドを流すことも可能。二足歩行を可能にするジャイロセンサーも搭載する。
スマートフォンやタブレットに無料の専用アプリ(iOS/Android対応予定)をインストールすると、ポーズメイク、モーションメイクなどを行ないながら、MSのプログラミングやコントロールが可能。また、付属の教本でロボティクスの構成要素を会得し、課題に基づく実験を行なうなど、より深い学習もできる。
組み立てが完了した時点で、ジオニック社より受講証明書が発行されるなど、世界観の作り込みまで綿密に行なっている。
この商品は、10月15日~18日に幕張メッセで開催される展示会「CEATEC 2019」の、バンダイナムコグループブース内に出展する。