ニュース
LINN初のワイヤレススピーカー「シリーズ3」。2ウェイExaktドライブ搭載
2019年11月6日 07:30
LINNは、同社初のワイヤレススピーカー「シリーズ3」を発表。英ロンドンの百貨店ハロッズで先行販売される。日本での発売は2020年1月を予定しており、価格は未定。仕上げはホワイト(クロームグリルまたはゴールドグリル)。
LINNの持つデジタル技術を活用した「世界で最も音質と使い勝手の良い、ワイヤレススピーカーの最高峰」というモデル。デザイン性の高さも特徴で「古くからのスピーカー然としたスタイルとは違う」としている。プレーヤー+アンプとして使えるDSM機能を内蔵したマスタースピーカー「301」1台でモノラルスピーカーとして使用でき、パートナースピーカー「302」を加えるとステレオ再生も可能。
キャビネットは、天然のミネラル(鉱物)を粉砕し固めたもの。「ワイングラスやウィスキーのテイスティンググラス、上質な花瓶などを思い起こさせるラウンド形状」を採用した。
2ウェイのExaktドライブ方式を採用し、位相ズレを防ぐExaktクロスオーバーに、SELEKTと同型のパワーアンプを組み合わせて搭載。「デリケートなサウンドから雄大なサウンドまで素晴らしい再現力を誇る」としている。
Ethernet接続に加え、Wi-FiやBluetooth接続に対応。Spotify Connect、Qobuz、TIDAL、AirPlay、RoonなどDSMシリーズで対応しているサービスをサポート。外部入力としてARC対応のHDMI端子を備える。室内の定在波の影響を抑えるカスタマイズ機能「Space Optimisation」にも対応。詳細な設定は、既存ソフトのKonfigで行なう。
マスタースピーカーの「301」は、DSM機能を内蔵。斜めにカットされた形状の操作面で、音量コントロールやPIN機能、BluetoothやWi-Fiのペアリングなどを設定可能。1台で音楽や映画音声などをモノラルで聴ける。
パートナースピーカー「302」は、301とExakt Linkで接続することで、ステレオシステムに拡張できる。301と形状は同じで、プレーヤー機能やコントロール機能を省いており、通常のExaktスピーカーとしても使用可能。ヘッドユニット(DSM)との組み合わせでステレオやサラウンドシステムに活用できる。