ニュース

AK4493搭載で強化したラズパイオーディオ用DAC基板「Terra-Berry DAC 3」

ブライトーンは、Raspberry Piに接続できるDAC基板の新モデル「Terra-Berry DAC 3」を発売。予約受付中で、12月20日から出荷を開始する。

Terra-Berry DAC 3

Raspberry Piに接続してドーターボードとして使える、DSD対応DAC基板。従来モデルTerra-Berry DAC2+からバージョンアップを行ない、DACチップは新たに旭化成エレクトロニクス製のAK4493を搭載。DAC用アナログ電源はAKM製のAK1110を採用した。

TI製のオペアンプSoundPlus「OPA1692」を使用。オペアンプは±5V電源で、DAC用のカップリングコンデンサレス仕様とし、低域と高域の再生能力を向上させたという。

DAC出力とオンボード出力回路は切り離すことができ、拡張基板で音質に関係するアナログ回路をカスタマイズ可能。出力トランスや自作の出力回路の搭載もできる。

組み合わせる別売オプションとして、Raspberry Pi と組み合わせる基本的な構成の「RCA1」(1,500円)や、出力側のオペアンプを使わずに、高音質出力トランスを装着可能な「RCA2」(3,500円)などを販売。さらに、電源を強化してTerra-Berry DAC 3のフル機能が使えるというヘッドフォンアンプ基板「Terra-Berry HPA」(23,000円)も用意する。

新たに加わった「RCA2」
ヘッドフォンアンプ基板「Terra-Berry HPA」