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心電図が測れるスマートウォッチ「ScanWatch」。睡眠時無呼吸症候群も感知
2020年1月6日 19:00
Withingsは、米国ラスベガスで1月7日~10日(現地時間)に開催される「CES 2020」において、不整脈のリスクや睡眠時無呼吸症候群を感知できるというスマートウォッチ「ScanWatch」を発表した。北米とヨーロッパで2020年第2四半期に発売を予定し、価格は38mmモデルが249ドル、42mmモデルが299ドル。なお日本での発売は未定。
好きなタイミングで、医療レベルの心電図測定や、酸素飽和度測定ができるというスマートウォッチ。「ユーザーや医師に過少診断されがちな、心血管疾患及び睡眠問題を早期に認識できるようにサポートする」としている。
3つの電極を内蔵し、動悸などの症状を感じた時に側面にあるデジタルクラウンとベゼルの両端を触ることによって心電図が測れる。結果は専用アプリ「Health Mate」でも確認でき、評価やコメント、推定症状などを見られるという。また継続的な心拍測定も行なわれ、異常な心拍が感知された際に心電図測定を促す通知機能も備える。
酸素飽和度(SpO2)センサーを搭載しており、夜中に酸素飽和度の推移を測定。呼吸の乱れによる異常値を感知し、睡眠時無呼吸症候群を認識するという。また睡眠パターンの分析を行ない、アプリ上で睡眠時間や、安定性、中断数などを基に算出されたスリープスコアを確認することができるという。なお従来製品同様にバイブレーションアラーム機能「Smart Wake-up」を備える。
本体側面に新たに設置されたデジタルクラウンでは、心電図や酸素飽和度の測定、ワークアウトモード、PMOLEDディスプレイに表示される消費カロリー等のデータ切り替えなどができるという。
歩数や、消費カロリー、高低差、ワークアウトルート等から自動的にウォーキング、ランニング、スイミングなどを認識するアクティビティ記録機能を搭載。また運動時に心臓と筋肉が酸素をエネルギーに変える能力を表す「VO2 Max」という指標を基にフィットネスレベルを測定することもできる。