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エイリアンに支配されたアメリカ。映画「囚われた国家」4月3日公開
2020年1月27日 12:04
エイリアン支配下で徹底抗戦するレジスタンスたちを描いた近未来SFサスペンス「CAPTIVE STATE」の邦題が「囚われた国家」に決定。4月3日に日本公開される。公開に先駆けて場面写真が解禁された。監督は「猿の惑星:創世記」などを手掛けたルパート・ワイアット。配給はキノフィルムズ/木下グループ。
解禁された場面写真は、殺伐としたミシガン湖にそびえ立つ巨大物体を前に佇む青年・ガブリエルの後ろ姿を捉えたもの。荒廃したシカゴの街を舞台に、未知の敵“統治者”、そして支配下に置かれた政府に対して、ガブリエルやレジスタンスたちはどのように立ち向かうのか。
舞台は、地球外生命体(エイリアン)による侵略から9年後の2027年シカゴ。制圧されたアメリカ政府は、“統治者”と呼ばれるエイリアンの管理下に置かれ支配されていた。犯罪の事前抑止の名の下に、全市民の身体にGPSが埋め込まれ死ぬまで監視、ルールを犯したものは地球外に追放されるという“囚われた国家”。
市民の貧富の差はかつてないほど拡大し、街は荒廃。この状況を打ち破り、自由を取り戻すため密かに結成されたレジスタンス・グループは、市内スタジアムで開催される統治者による団結集会への爆弾テロを計画するが……。
製作、監督、脚本は、ルパート・ワイアット。「アルジェの戦い」(1966)、「影の軍隊」(1969)を手本に、複雑なテロ計画の連絡、準備、決行のプロセスを描き上げたという。撮影監督はアレックス・ディセンホフ。美術デザインはキース・P・カニンガム。音楽はロブ・シモンセンが担当する。
キャストは、統治者に忠誠を誓うシカゴ警察特捜司令官マリガン役に「10クローバーフィールド・レーン」や「モンスターズ・インク」のサリー役音声を務めたジョン・グッドマン、行方不明となったレジスタンスのリーダーの兄を探し続けるガブリエル役にアシュトン・サンダース、娼館の女主人ジェーン役にヴェラ・ファーミガが起用された。