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ゴジラ大接近!? 視界270度ScreenXで「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」上映
2019年5月21日 15:28
5月31日より公開される新作映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が、前面と左右側面を合わせた270度の「ScreenX」で上映されることが決定した。対象は、ユナイテッド・シネマのアクアシティお台場と福岡ももち、シネマサンシャインかほくと下関の計4劇場。
2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」、日本で2016年に製作された「シン・ゴジラ」に続く、ハリウッド製作の大作が「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」。
監督はマイケル・ドハティ。出演は、カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、サリー・ホーキンス、渡辺謙、チャン・ツィイー。配給は東宝。
ScreenXシアターは、前面だけでなく両側面(壁面)にも映像が投影され、270度の視界で映画を鑑賞でき、映画の世界に没入していくような臨場感を実現。作品によって、正面のみに映像が投影されるシーンと、両側面に映像が投影されるシーンが用意される。日本を含め18カ国208スクリーンで展開中。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のScreenX版は、過去に制作されたハリウッド超大作映画史上において、ScreenXのシーンの割合が最大&最多となる。前方の1画面だけでは映し出せない巨大なスケールを、ScreenXの270度パノラマスクリーンで大きく上映。巨大怪獣ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラの超絶なバトルシーンは、ScreenXによって正面スクリーンを超えて怪獣たちの巨大なサイズを体感できるという。
例えば、ゴジラのクローズアップシーンでは、正面画面だけ見たときは隠れていたゴジラの顔がスクリーンの左側に映し出される。ゴジラが覚醒する場面では、ScreenXでは左右の画面まで270度の超ワイドな大爆発が起こり、「観客は圧巻のスケール感に包まれる」としている。
ScreenXは、画面が観客の左右と正面を囲むため、「VR機器(HMD)を着用しなくても、まるでVRゲームをしているような立体的な臨場感を楽しめる」という点も特徴。怪獣が大暴れして廃墟となった都市を映し出すシーンでは、まるで実際にその場所にいるかのような映像によって映画の世界への没入感が体験できるとしている。
マグマが溢れ出す海底空間も、ScreenXだけの演出を用意。ScreenX版「MEG ザ・モンスター」や「アクアマン」で好評だったという海中空間の演出が、さらにスケールアップして披露される予定。
戦闘シーンもScreenXではスケールアップ。巨大な翼を持つ怪獣ラドンと、3つの長い首と巨大な翼で空中を飛ぶキングギドラが戦うシーンでは、空と海を行き交う巨大なバトルがScreenXで展開。
ゴジラとキングギドラの戦闘シーンでも、2大怪獣が火を吹くと、ScreenX左右のスクリーンまで火柱が伸び、よりスペクタクルなバトルが繰り広げられるという。怪獣たちをとりまく背景が左右の画面に拡張され、戦闘スケールを大きくダイナミックなものになるという。