カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2月27日から4日間に渡って予定していたカメラと写真の展示会「CP+2020」の開催を中止すると発表した。新型コロナウイルスの影響によるもの。
CIPAは今回の開催中止について「新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せない中、来場者および出展関係者の健康や安全面などを第一に考えた結果」と説明している。
CP+は最新のカメラとその関連機材を来場者が手に取って、操作感などを確かめられるコンシューマー向けショーのため、「約7万人の不特定多数の来場者が感染するリスクを排除しきれない可能性がある」として、これを避けるため中止の判断に至ったという。