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恋と友情とサイキック。Netflix「ノット・オーケー」2月26日配信
2020年2月18日 16:30
Netflixは、オリジナルドラマシリーズ「ノット・オーケー」を2月26日より全世界独占配信。その予告編が解禁となった。製作総指揮は、ドラマ「ストレンジャー・シングス」のショーン・レヴィ、監督は「このサイテーな世界の終わり」のジョナサン・エントウィッスル。
チャールズ・フォースマンによる同名グラフィックノベルが原作の青春エンターテイメント。新「IT」シリーズに出演したソフィア・リリスとワイアット・オレフの共演も見どころ。
主人公は17才の女子高生シドニー(ソフィア・リリス)。父親の死によって変わってしまった家族関係。学校では恋や友情、性の目覚めなど、青春時代に誰しもが経験するような問題に悩みながら、退屈でモヤモヤする毎日を送る。
ある日、彼女の中にあった“普通じゃない”スーパーパワーが突然覚醒。ありえない状況に戸惑うシドニー。さらに彼女を取りまく個性的な友人、クラスメートたちを巻き込みながら、事態は思いもよらない方向へ展開していく。
果たしてシドニーは積み重なる苦難から無事解放され、“普通”の学校生活を送ることはできるのか。
解禁となった予告編は、全身血まみれのシドニーが全力疾走で何かから逃げるというシーンからスタート。彼女の日々の生活はいろんなことがビミョーな感じ。少し気になる存在の親友女子ディナは、イケメンの男の子と付き合っているし、父親が昨年の夏に死んでしまってから、母親との関係もすっかり変わってしまった。
沢山の悩みにモヤモヤしているがゆえ、ついキレて周りのものにイライラをぶつけてしまうシドニー。そんなある日、ひょんなことから自分の手を触れず物を動かすことができる不思議なスーパーパワーが生まれてしまったことに気付く。
自分の意思に反してパワーを発揮してしまい、どう制御したらよいのか分からない。そもそも何故こんなパワーが? ちょっとナルシストで残念なスタンリー(ワイアット・オレフ)ら、一癖も二癖もある個性的な友人たちと交流しながら、様々な悩みに立ち向かっていく。
製作総指揮を務めるショーン・レヴィは本作について「『ストレンジャーシングス』と同じように、本作は10代の若者を描くドラマであっても、10代の若者だけが観るドラマにはしないように作りました。若者たちには、若者だけに迎合しない面白さを分かってもらえると思いますし、絶妙に時代を超越した衣装やセットデザイン、音楽のチョイスなど、精巧かつ高度でスタイリッシュであり、すべての年齢層が共感できる物語になっています。」と自信のほどを覗かせている。
監督のジョナサン・エントウィッスルは「『FARGO/ファーゴ』や『ツイン・ピークス』に触発された撮影を行ないながらも、物語は若者を描いたストーリーなので、あらゆる視聴者に受け入れられるドラマだと思います」とコメント。
主人公のシドニーを演じるのは、幼い頃よりドラマを中心に活躍し「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」では、ペニーワイズと対峙する子供たち“ルーザーズ・クラブ”の紅一点ベバリーを演じた18才の女優ソフィア・リリス。製作総指揮のショーンは「ソフィアは唯一無二の独特な雰囲気を持っていて、会った瞬間に“シドニーを見つけた”と思いました」と語っている。
変わった友人スタンリーを演じるのは、ソフィと同じく「IT」に出演した16才の俳優ワイアット・オレフ。人気ドラマシリーズ「グッド・ワイフ」などのソフィア・ブライアントや、リチャード・エリスらも名を連ねる。