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ガンプラ、宇宙へ。小型衛星「G-SATELLITE」打ち上げは3月7日午後1時50分

ガンダムとシャアザクのガンプラを搭載した超小型衛星「G-SATELLITE」を宇宙空間に放出し、東京2020大会への応援メッセージを宇宙から地球に向けて発信する「G-SATELLITE 宇宙へ」企画。そのガンプラを宇宙へと運ぶ、ドラゴン補給船運用20号機(SpX-20)が、3月7日午後1時50分(日本時間)に、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地40番射点から打ち上げられる事になった。

「G-SATELLITE 宇宙へ」企画
(C)創通・サンライズ

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)が企画しているもの。東京2020組織委員会は、日本を代表するアーティストや作家、漫画家、映画監督などのクリエイターやイノベーターの協力の下、東京2020大会の盛り上げるプロジェクトとして「ONE TEAM PROJECT」を展開。

「G-SATELLITE 宇宙へ」もその1つで、東京大学がガンダム、シャアザクのガンプラを搭載した超小型衛星「G-SATELLITE」を開発。搭載されるガンプラには、過酷な宇宙環境に耐える素材と塗料が使用されている。宇宙空間へ放出される際にはG-SATELLITEのコックピットに格納され、地球周回軌道に乗った後にコックピットが展開して宇宙空間に現れる機構となっている

東京2020大会の期間前から期間中にかけて宇宙から応援メッセージを送ることを目的としており、3か国語でメッセージを表示する電光掲示板を搭載し、その模様を撮影するため、7つのカメラを備え、撮影した映像を地上へと配信する。

右が超小型衛星「G-SATELLITE」
(C)創通・サンライズ
中にガンダムとシャアザクのガンプラが見える
(C)創通・サンライズ