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朝のナパーム再び。「地獄の黙示録」ドルビーシネマ限定上映&UHD BD化

製作40周年を記念し、2月より全国のIMAXデジタルシアターで限定公開されているデジタル修復版「地獄の黙示録 ファイナル・カット」。同作の好調なスタートを受け、4月17日からは全国のドルビーシネマ・6カ所でアンコール上映が決定した。配給はKADOKAWA。

「地獄の黙示録 ファイナル・カット」
(C)2019 ZOETROPE CORP. ALL RIGHTS RESERVED.

アンコール上映と合わせ、4K配信と4Kパッケージ化も決定。4月17日からは、「地獄の黙示録」「地獄の黙示録 特別完全版」「地獄の黙示録 ファイナル・カット」の全3バージョンを4Kで配信。

6月5日には、Dolby Vision・Dolby Atmos仕様の4K Ultra HD Blu-ray版が発売される。本編を収録したUHD BD、BDに加え、映像特典を収録したボーナスBDの3枚組。品番はDAXA-5693。価格は6,800円。発売・販売はKADOKAWA。

UHD BD「地獄の黙示録 ファイナル・カット 4K Ultra HD Blu-ray」

映画「地獄の黙示録」は、ベトナム戦争下、カーツ大佐暗殺の特命を受けたウィラード大尉が、部下との船旅で遭遇する体験をCGなしの壮大なスケールで描いたフランシス・フォード・コッポラ監督の戦争大作。ファイナル・カット版は、劇場公開版よりも30分長い2001年特別完全版をさらに再編集した最終バージョンであり、製作40周年の公開に際し、コッポラ監督自らが再編集し、新たなデジタル修復が施されている。

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4月17日からの期間限定上映が決まったのは、丸の内ピカデリー(東京)、ミッドランドスクエア シネマ(愛知)、MOVIXさいたま(埼玉)、MOVIX京都(京都)、梅田ブルク7(大阪)、T-JOY博多(福岡)のドルビーシネマ劇場。

HDR映像技術「Dolby Vision」、立体音響技術「Dolby Atmos」、そしてシネマ体験に最適化された「シアターデザイン(インテリアカラー・空間デザイン・座席アレンジメント)」が高い次元で融合した、ドルビーシネマならではのプレミアムなシネマ体験を実現。

オリジナルネガから4Kスキャンされた映像は従来フォーマットの500倍に相当する「100万:1」という驚異的なコントラスト比を備え、音声はリアルなサウンドが劇場内の空間を縦横無尽に移動し、息をのむような没入感を味わうことができるという。

ドルビーシネマでの期間限定上映に続き、5月29日からは、角川シネマ有楽町他全国にて 4Kマスター版の上映も行なわれる。

4/17(金)~アンコール上映 映画『地獄の黙示録 ファイナル・カット』Short予告編

6月5日発売のUHD BD版は、Dolby Vision映像とDolby Atmos音声仕様の“ファイナル・カット”バージョンを収録。画面はシネマスコープで、本編時間は約182分。

ボーナスBDには、今回初収録となる新規特典映像を多数収めるという。

UHD BDスリーブケース

あらすじ

1960年代末、ベトナム戦争が激化する中、アメリカ陸軍のウィラード大尉は、軍上層部から特殊任務を命じられる。それは、カンボジア奥地のジャングルで、軍規を無視して自らの王国を築いているカーツ大佐を暗殺せよという指令だった。ウィラードは4人の部下と共に、哨戒艇でヌン川をさかのぼる。

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「地獄の黙示録 ファイナル・カット」

出演:マーロン・ブランド、ロバート・デュヴァル、マーティン・シーン、ローレンス・フィッシュバーン、ハリソン・フォード、デニス・ホッパー

監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:ジョン・ミリアス、フランシス・フォード・コッポラ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
編集:リチャード・マークス
音響デザイン:ウォルター・マーチ
音楽:カーマイン・コッポラ、フランシス・フォード・コッポラ
製作:フランシス・フォード・コッポラ

2019年/アメリカ/182分/カラー/スコープサイズ

4/17(金)より、丸の内ピカデリー、ミッドランドスクエア シネマ他「ドルビーシネマ」にて期間限定上映
5/29(金)より、角川シネマ有楽町他にて全国順次公開
配給:KADOKAWA