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ヤマハ、上に置いたスマホを充電できるデスクトップオーディオ
2020年5月13日 13:00
ヤマハは、木目調の天面にスマートフォンや小物などが置けるデスクトップオーディオシステム「TSX-B237」を、5月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。カラーは木目/ナチュラル、木目/ブラウンの2色。
「高い質感とやさしい雰囲気を兼ね備えた」というレトロモダンなデザインと、スマートフォンや小物などが置ける木目調トップテーブルが特徴のオーディオ。新たに、スマホなどの対応機器をワイヤレスで充電できるQiに対応し、置くだけでなく、充電も可能になった。
機能としては、CD再生、Bluetooth送受信、FMチューナー、USBメモリー再生、アンプ、スピーカーを搭載する。タッチセンサー式のフラットな操作ボタンを採用し、5つのSCENEキーを搭載。よく聴く音源やラジオ局を登録し、ワンタッチで呼び出せる。
CDプレーヤーとしては、MP3/WMAファイルを書き込んだCD-R/RWの再生にも対応。BluetoothはSBC、AAC(sinkのみ)コーデックに対応。プロファイルはA2DP(SINK SOUCE)、AVRCPをサポートする。Bluetooth送信機能も備えており、B237で再生している音楽を、Bluetoothヘッドフォンなどにワイヤレスで送信できる。
FMチューナーは76.0~95.0MHzの受信に対応し、プリセットメモリーも40局用意する。USBメモリーに保存した音楽ファイルも再生でき、192kHz/24bitまでのWAV/FLAC/AIFFや、48kHz/24bitまでのApple Lossless、MP3/WMA/AACファイルの再生にも対応する。
コンパクトな一体型ボディながら、キャビネット容積を十分に確保。出力は25W×2ch(6Ω)で、ヘッドフォン出力も備えている。
スピーカーは8cm径のフルレンジユニットを採用。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。アコースティックチューニングにより、「自然かつ豊かなサウンドと繊細な音の表現を実現し、小音量でもバランスのとれた心地よい音で音楽を楽しめる」という。
LEDバックライトを採用した時計も搭載。朝、優しく起こしてくれるという独自のインテリアラームや、スヌーズ、スリープタイマー機能も利用可能。専用アプリ「Multimedia Music Controller」を使い、本体の基本操作やアラームの設定などがスマホから、より細かく設定できる。アプリを使えば、再生しているCDのアルバムジャケットや曲情報を見ることも可能。
外形寸法は370×252×111mm(幅×高さ×奥行き)で、重量は4.2kg。