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PRIMARE、8万円の小型ネットワークプレーヤー「NP5 PRISMA」。デジタル出力特化
2020年5月19日 16:12
ナスペックは、スウェーデンのオーディオブランドPRIMAREの新製品として、デジタル音声出力に特化したネットワークプレーヤー「NP5 PRISMA」を20日より発売する。価格は80,000円。
同社15シリーズのCDプレーヤーやプリメインアンプに搭載していたネットワーク再生機能“PRISMA(プリズマ)”を独立させた小型プレーヤー。アナログ音声出力を持たず、光・同軸デジタル音声出力を備えているのが特徴で、手持ちのDAコンバーターと組み合わせてPRISMA機能が手軽に楽しめるようになっている。
入力はUSBとLANで、再生可能フォーマットはWAV/LPCM/AIFF/FLAC/ALAC/MP3/MP4(AAC)/WMA/OGG/DSD。PCMは最大192kHz/24bitまで。DSDは5.6MHzをサポートするが、PCMに変換して出力される。
Chromecast built-in、AirPlay、Spotify Connectをサポート。近い将来、Roon Readyにも対応するという。
突起部を含む外形寸法は143×125×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.5kg。
USB-DAC/PRISMA機能追加の35/25シリーズ用オプションボード
NP5 PRISMAと合わせ、PRIMARE 35/25シリーズ用のオプションボードも同時発売。USB-DAC機能を追加する「DM35」、PRISMA機能を追加する「SM35」の2種類を用意し、どちらも価格は75,000円。
DM35は、I25/I35/PRE35にUSB-DAC機能を追加するためのオプション・モジュール。旭化成の32bitステレオDACチップ「AK4497EQ」を採用。USB入力は最大768kHz/32bit、DSD256/11.2MHzをサポート。「PRIMAREの多層基板構造の素晴らしさも相まって恐ろしくピュアなサウンドを実現できる」としている。
SM35は、CD35、DM35を搭載したI25/I35/PRE35にPRISMA機能を追加するためのオプション・モジュール。DSD5.6MHz、192/24bitまでに対応したネットワーク再生機能ほか、Chromecast built-inなどにも対応する。