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PRIMARE、MMフォノ搭載プリメインアンプとCDトランスポート
2019年6月20日 13:50
ナスペックは、スウェーデンのオーディオブランド・PRIMARE(プライマー)の新モデルとして、フォノアンプ内蔵アンプ「I15 ANALOG」とCDトランスポート「DD15」を6月25日より発売する。価格はI15が200,000円、DD15が180,000円。カラーはブラック(BLK/K)とチタン(TAN/K)の各2色を用意する。
I15 ANALOG
I15 ANALOGは、高音質なMMフォノアンプを内蔵したプリメインアンプ。
独自のHypex UCD102アンプモジュールを採用し、ディスクリートのスイッチング電源が電圧を安定提供。またクラスDの特長を活かし、回路基板にヒートシンクを直接配置することで回路経路の短縮や、出力デバイスをスピーカー端子に直接接続するケーブルレス構成により音質向上を行なったとする。
入力回路は、標準的なCMOS(相補型金属酸化膜半導体)スイッチを使わずリレーを採用。2×4チャンネル・バランスモード・ボリュームコントロールICで、ギャングエラーや左右のバランスが崩れるといった事の無い安定動作を実現したという。
信号が入力されると自動で立ち上がるAuto senseや入力選択、入力名の変更が行なえるほか、全入力のボリューム固定(FIXED)や各入力のボリューム調整、スタートアップ/最大/ミュートの音量変更が可能。オートスタンバイやオートディマーの時間設定など、あらゆる機能をリモコンで設定可能としている。
入力はRCAアナログが4系統、MMフォノが1系統。出力はRCAアナログ、プリが各1系統用意。
出力は100W×2ch(4Ω)、60W×2ch(8Ω)。周波数特性は10Hz～20kHz。SN比は80dBで、全高調波歪率は0.05%。消費電力は25Wで、待機時は0.5W。突起部を含む外形寸法は350×329×73mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.5kg。リモコンを付属する。
DD15
4月発売のネットワークプレーヤー搭載プリメインアンプ「I15 PRISMA」との組み合わせを目的に開発したというCDトランスポート。
「CD15 PRIMA」同様に、振動が激しい業務中でも正確に再生ができるように開発されたプロ機用メカ「Philips Slot Load Disc Drive」を搭載。「信頼性が高く、内外部からの振動を隔離し、長期にわたって使用可能」という。また内部インターフェイスのI2SやSPDIFは、一度メモリーにバッファする事で音質向上を行なうとする。
表示ディスプレイはOLEDを採用。フロントのボタンで、再生、トラックスキップ(送る/戻す)、一時停止、ストップ、ディスク取りだしといった操作が可能。
出力は同軸デジタル音声、光デジタル音声を各1系統搭載。消費電力は25Wで、待機時は0.5W。突起部を含む外形寸法は350×329×73mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.4kg。リモコンを付属する。
