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シャープ、ディスプレイ/カメラモジュール事業を分社化へ

シャープは29日開催の取締役会において、ディスプレイデバイス事業とカメラモジュール事業を、ぞれぞれ分社化することを決定した。2020年度中に実施する予定だが、承継する資産などの内容、分割の時期、承継会社の名称などは確定していない。

どちらの事業も、分社化により経営責任の明確化を図るとともに、他社からの出資による外部資金の獲得も視野に入れ、「変化の激しい事業環境に迅速に対応できるスピーディな意思決定と継続的な設備・開発投資を実行することにより、競争力の維持とさらなる事業拡大をめざす」としている。

なお、分社化後も、シャープの名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金及び決算期に変更はないという。