ライブ映像をハイレゾ配信「MUSIC/SLASH Premium」。ラディウス共同開発

ミュージシャン・アーティスト向け動画配信サービス「MUSIC/SLASH」を運営するSPOONは、ハイレゾ配信に対応するプラットフォーム構築へ向け、ラディウスとの共同開発を開始。12月を目途にプレミアムブランド「MUSIC/SLASH Premium」のサービス開始を目指す。

MUSIC/SLASHは、配信するだけではなく、動画配信事業における、チケット販売・制作サポート・配信・収益化・著作権管理までをワンストップで実現する「トータルソリューションサービス」としている。

さらなる⾼⾳質による動画配信プラットフォームを構築すべく、ライブ時に最大96kHz/24bitのハイレゾ音声でストリーミング配信するMUSIC/SLASH Premiumのサービス開始を目指す。すでに基礎開発は完了しており、今後テストを重ねながら、MUSIC/SLASHのサービス基準に達する仕様に対応させるべく、より安定したプラットフォームの構築を進めるとしている。

MUSIC/SLASH Premiumでストリーミング配信されるハイレゾ音声は、再生周波数帯域を広げるだけでなく、奏でる音声のダイナミックレンジを広げ、よりリアルに波形を復号できるため、可聴音域における音感の表現を最大限豊かにし、限りなくライブに近い表現を可能にするという。

また、12月のサービス開始にあたり、MUSIC/SLASHと組み合わせた配信プロジェクトの企画を⾳楽家・坂本⿓⼀とともに進めており、詳細に関しては追って発表するとしている。