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Netflix、「カッコーの巣の上で」の前日譚「ラチェッド」9月18日配信

Netflixオリジナルシリーズ『ラチェッド』9月18日(金)より独占配信開始

Netflixは、映画「カッコーの巣の上で」に登場した“看護師長ラチェッド”誕生の秘話に迫るオリジナルドラマシリーズ「ラチェッド」を、9月18日に独占配信する。配信に先駆けて、主演のサラ・ポールソン扮するラチェッドが描かれたキービジュアルと予告編が公開された。

1975年公開の映画「カッコーの巣の上で」でルイーズ・フレッチャーが演じた精神科病院の冷酷な看護師長ラチェッド。本作では、彼女がいかにして冷酷非情な“モンスター”へと変貌していったのかが描かれる。

舞台は1947年のアメリカ・北カリフォルニア。看護師のラチェッドは最先端の精神科病院に赴任してくる。そして、この病院では人間の脳に対する新しい実験が行なわれていた。野心的なラチェッドは、メンタルヘルスの医療制度や病院の内情に精通するにつれて、長い間くすぶっていた心の闇を増幅させ、いつしか彼女の中で育った怪物が次第に姿を現し始める……。

主演のポールソンは映画「オーシャンズ8」などに出演し、人気ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」ではエミー賞やゴールデングローブ賞を受賞してきた実力派。本作では製作総指揮も務める。

ショーランナーを務めるライアン・マーフィーは、ポールソンについて「主役を演じるのにふさわしいと確信していた」と評価。ポールソン自身は「ラチェッドを深く掘り下げて演じる機会を得た私は、なぜ彼女はこれほど冷酷なのか、どうして孤立しているのかを理解しようとしました」とラチェッドを演じる心構えを明かしている。

本作には「氷の微笑」や「トータル・リコール」などにも出演、「カジノ」ではアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされたシャロン・ストーンや、「セックス・アンド・ザ・シティ」のシンシア・ニクソン、2006年公開の「マリー・アントワネット」に出演したジュディ・デイヴィスといった豪華俳優陣も顔を揃える。

ショーランナー/製作総指揮を務めるマーフィーは、「アメリカン・ホラー・ストーリー」などを手掛けた人物。また原作となる「カッコーの巣の上で」でも製作に携わり、近年ではマーベル作品の「アントマン」シリーズにも出演したマイケル・ダグラスも製作に名を連ねている。

解禁されたキービジュアルは、ラチェッドが不気味さを感じる表情で佇む姿が描かれたもの。あわせて解禁された予告編では、病院に赴任したラチェッドが徐々に心の闇を解放していく様子が描かれている。

Netflixオリジナルシリーズ『ラチェッド』予告編