日特のオリジナルイヤフォン、ジャーマンシルバー筐体「NSE1000-G」

NSE1000-G

大手音響メーカー製品のOEM/ODMを手掛けている日特は、オリジナルイヤフォン「newspring NSE1000-G」を11月13日に発売する。価格は16万円。

35年にわたり大手音響メーカーのイヤフォン製作で得たノウハウと技術を搭載したという、初のオリジナルイヤフォンシリーズ。筐体素材の異なる3種類を用意し、アルミ合金とブラスは7月に発売。今回、ジャーマンシルバーを発売し、「『異なるキャラクターの三つ子』が揃った」としている。

ボディに使われているジャーマンシルバーはアクセサリや時計などでも使われる素材。真鍮よりも強度があり、音響特性にも優れているという。特有の銀白色の輝きも魅力だとし、使いこむほど味わい深い色味へと変化するとしている。

11mm径ダイナミック型ドライバーを搭載。スーパーエンプラフィルムを採用した振動板を備え、剛性が高く、素材固有の音が乗りにくいため、楽曲が持つ本来の音をありのままに描くという。

また、4種の特殊CCAW(カッパー・クラド・アルミニウム・ワイヤー)を厳選して組み合わせた独自のボイスコイルを採用。キャラクターを生かしつつ、幅広い音色、そしてピュアな広帯域再生を実現したとする。

筐体側端子はMMCX。付属ケーブルはハイブリッドリッツワイヤー(銀コート4N OFCリッツ線＋極細4N OFCリッツ線)で、ケーブル長は約1.2m。

再生周波数帯域は5Hz〜66kHz。出力音圧レベルは105dB。インピーダンスは16Ω。重量は約17g(ケーブル含まず)。イヤーピース(S/M/L)、キャリングケースなどが付属する。

なお、「NSE1000-G」含むNSE1000シリーズの製品情報に関しては、11月6日配信のe☆イヤホンの情報番組「e☆イヤホンTV」、7日配信のフジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」でも詳しく紹介される。