ニュース

日特、初のオリジナルイヤフォン「NSE1000」。35年間の技術結集

newspring NSE1000 ブラス

大手音響メーカー製品のOEM/ODMを手掛けている日特は、35年にわたり大手音響メーカーのイヤフォン製作で得たノウハウと技術を搭載したという、初のオリジナルイヤフォン「newspring NSE1000」シリーズを7月より発売する。筐体素材の異なる3種類を用意し、アルミ合金とブラスは17日、ジャーマンシルバーは後日発売予定。価格は各16万円。

「家族が増えた時の感動を音にする」を開発コンセプトに起ち上げた新ブランド“newspring”の第一弾モデル。11mm径ダイナミック型ドライバーを搭載。ユーザーの好みの音源等に合わせて選択できるよう3種類の素材で制作しており、「異なるキャラクター(ボディ素材を中心とした違い)でさまざまな音楽を楽しんで欲しい」としている。

アルミ合金
ジャーマンシルバー

コンセプトは「演奏者や歌い手、そしてその制作に携わった職人たちの熱い想いを、感動と共にきちんと伝える」。「今流行りの無線方式を選ぶのではなく、あえて『感動を音に乗せてお届けする』事にこだわった」有線方式のイヤフォンを開発したという。

イヤフォン側端子はMMCX。付属ケーブルはハイブリッドリッツワイヤー(銀コート4N OFCリッツ線+極細4N OFCリッツ線)で、ケーブル長は約1.2m。

再生周波数帯域は5Hz〜66kHz。出力音圧レベルは105dB。インピーダンスは16Ω。重量はアルミ合金が約9.5g(ケーブル含まず)、ブラスとジャーマンシルバーが約17g(同)。イヤーピース(S/M/L)、キャリングケースなどが付属する。