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銚子電鉄の“超C”級映画「電車を止めるな!」都内初上映。18日から
2020年12月1日 12:18
銚子電気鉄道制作の映画「電車を止めるな! ~のろいの6.4km~」が、18日より池袋シネマ・ロサで都内初上映されることが決まった。銚子電鉄の一日乗車券と土産(菓子)付きの当日料金は、一般2,000円、中学生1,200円、小学生以下1,000円。
「電車を止めるな!」は、日本一のエンタメ鉄道を目指す銚子電鉄が“ボロボロの変電所”を直して鉄道を守るべく、資金調達のために制作した映画。
銚子電鉄の変電設備は、設置以来40年余りを経て老朽化しており、このまま放置すれば本当に電車が止まりかねない状況にあるという。工事費用は1億円を上回り、公的支援を受けたとしても自社負担分を調達する必要があるが、コロナ禍で運転資金も減り続けている状況。そこで同社は、窮地を脱する秘策として本作を企画。鉄道を舞台にしたホラー10%、ギャグ90%の「超C(銚子)級エンターテインメント映画」を制作したという。
同社は「超C級ですが、魅力的なキャスト、経験豊富な制作スタッフに恵まれ、とても楽しい作品が出来上がりました。池袋シネマ・ロサへ足を運んで頂き、一人でも多くの方に観ていただくことが、鉄道存続に繋がります。どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしている。
なお上映期間中、劇場売店では「ぬれ煎餅」や「まずい棒」などの銚子電鉄制作のオリジナル商品や、カットレール、線路の石などのユニークな鉄道グッズも販売する。また12月27日には、銚子電鉄代表の竹本氏、赤井監督、出演俳優らによる舞台挨拶も行なわれる予定。