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「午前十時の映画祭」復活。「モスラ 4Kデジタルリマスター版」など27作上映

「午前十時の映画祭11」公式サイトより

国内外の傑作娯楽映画を選び、全国の映画館で1年間に渡って連続上映する「午前十時の映画祭」が1年ぶりに復活。「午前十時の映画祭11」として、4月2日から2022年3月31日までの全52週間に渡り、全国63カ所の映画館・シネマコンプレックスで上映される。

午前十時の映画祭は2010年2月にスタートし、2020年3月で10年の歴史に一度幕を下ろしていたもの。再開にあたっては、映画祭をより長く維持するべく、上映開始時間や鑑賞料金を変更。上映開始時間は10時に限定せず「午前中開映」となり、鑑賞料金と合わせて劇場ごとに設定される。

上映期間は作品によっては1週間の場合もあるが、基本的には2週間。全国の劇場をA・Bグループに分けて期間中、テーマに沿った作品を上映する。

上映作品は映画パーソナリティの襟川クロ氏や映画字幕翻訳家の戸田奈津子氏、映画評論家の町山智浩氏、公益財団法人川喜多記念映画文化財団の武田和代表理事による作品選定委員によって選ばれた全27作品。このうち22作品が初上映となる。

27作品の内訳は、外国映画の新セレクト作品が19本、日本映画の新セレクト作品が3本、これまで映画祭で上映された外国映画が4本、日本映画が1本。公式サイトには上映作品一覧が掲載されており、「座頭市物語(4Kデジタル修復版)」や「モスラ 4Kデジタルリマスター版」、「ターミネーター」シリーズ2作品などが上映される。

オープニングを飾るのは、Aグループが1996年公開のマイケル・ベイ監督作、ショーン・コネリー主演の「ザ・ロック」。Bグループが1987年公開のブライアン・デ・パルマ監督作、ケビン・コスナー主演の「アンタッチャブル」となっている。

詳しい上映作品上映劇場、スケジュールは公式サイトで確認できる。