「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
(C)創通・サンライズ 5月21日より上映される「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」。公開に先駆けメインキャスト陣からコメントが到着、またガンダム公式YouTubeチャンネルにて2本の15秒TVスポット映像が公開された。
【更新】既報の通り、新型コロナウイルスの影響により、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の公開日が5月7日から5月21日へ変更されました。記事内の公開日も5月21日に変更しています。(4月26日19時)
コメントでは、小野賢章(ハサウェイ・ノア役)、上田麗奈(ギギ・アンダルシア役)、諏訪部順一(ケネス・スレッグ役)、斉藤壮(レーン・エイム役)といったキャスト陣が、初めて台本を読んだ時の感想や、役を演じるにあたって意識したことなどを振り返っている。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、アムロとシャアの最後の決戦を描いた「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の続編にあたる、富野由悠季による同名小説を映画化した作品。世界観を色濃く引き継いでおり、村瀬修功がガンダムシリーズでは初監督を務める。
反地球連邦政府運動「マフティー」が挑む新たな戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。
ハサウェイ・ノア役 小野賢章
Q1. 出演が決まった時の気持ちは?
誰もが知っていて、誰もが憧れるガンダム作品に参加できることが決まった時は、とても嬉しかったです。と同時に押し寄せてきたプレッシャーがすごかったのを覚えています。それだけ歴史が長く、皆様に愛されている作品だということを改めて思いました。
Q2. 初めて台本を読んだ時の感想は?アフレコを振り返り、役を演じるにあたって意識したことは?
作品全体を通して、台詞が少なめかな?という印象を受けました。多くを語らない。お互い裏の読み合いというか。初めて台本を読んだ時は、これは大変だぞ…。と感じました。なので、小説を読み込んだり、監督やプロデューサーとよく話し合いながら役を作っていきました。ハサウェイを演じるにあたって、1番意識した部分は青臭さです。ハサウェイを若く青臭さの残った人物にしたいという監督の意思を汲み取れるよう意識して演じました。
公開を楽しみにする人へのメッセージ
何度も話し合い、ものすごく丁寧に作り上げた作品です。僕自身、完成した映画を観るのがとても楽しみです。言動や顔の表情、目線、すべてに意味や意図がありますので、何度も観て考察していただけたら嬉しいです。「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」、是非映画館の大きなスクリーンで見ていただきたい作品です。
ギギ・アンダルシア役 上田麗奈
Q1. 出演が決まった時の気持ちは?
オーディションは全く手応えの無いまま終わってしまっていたので、決定のご連絡を頂いた直後はとても驚きましたし、すごく嬉しかったです。ただ時間が経つに連れて、様々なプレッシャーや不安も大きくなっていって。ご連絡をいただいた日から、今作に至るまでの物語を予習したり、色んな方にお話を伺ったり、一生懸命準備をしはじめたのを覚えています。
Q2. 初めて台本を読んだ時の感想は?アフレコを振り返り、役を演じるにあたって意識したことは?
初めて台本を読んだ時は、「……もう一回読もう。」と思いました。想像以上に"人間"のお話だったので、文字から思い描ける絵の動きに可能性がありすぎたということもありましたし、ギギの、安定している様に見えて不安定な一面が、どうして見受けられるのか、しっかり理解できなかったということも理由のひとつでした。ただ現場で監督方のお話を伺うと、分からなかったことがどんどん解決されていって。本番では、ギギが脆い人である原因を意識しながら頑張りました。
公開を楽しみにする人へのメッセージ
収録が始まる前、時間をかけながらすごく丁寧に、作品や登場人物達のことを説明をして下さいましたし、収録中も、お芝居の方向性やアプローチに対して監督方の中でどんどんアイデアが生まれてくるのを、目の当たりにしていました。ぜひ一緒に、ハサウェイやギギ達の事を見守って頂けますと幸いです。
ケネス・スレッグ役 諏訪部順一
Q1. 出演が決まった時の気持ちは?
「逆襲のシャア」を劇場で観たのは高校生の時。そして、平成元年に上巻が発売された「閃光のハサウェイ」の小説とは、刊行当時に出会っています。あれから三十年以上の時が流れ、時代は令和となりましたが、今でもガンダムはもちろん大好きです。本作に関わることができると決まった時は、心からうれしく思いました。
Q2. 初めて台本を読んだ時の感想は?アフレコを振り返り、役を演じるにあたって意識したことは?
ただ小説をなぞっていく感じではなく、映像作品ならではの面白さがきちんと盛り込まれた構成になっていると台本を読んで思いました。演じる上では、本作におけるケネスの立ち位置、在り方をしっかり固めるべく努めたわけですが、ハサウェイ&ギギと一緒に収録することができたお陰もありそれは果たせたのではないかと。早く続きを演じたいです。
公開を楽しみにする人へのメッセージ
当初の予定よりもかなり公開が遅れることとなってしまいましたが、多くの皆様がお待ちくださっていることを心よりありがたく思っております。違いのわかる大人の皆様にも御満足いただけるクオリティの作品に仕上がりました。ぜひ劇場でお楽しみいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
レーン・エイム役 斉藤壮馬
Q1. 出演が決まった時の気持ちは?
レーンのオーディションを受けた際、音響演出の木村さんから「レーンは才能があるが、ハサウェイと比べてまだ青い若武者のようなイメージで演じてください」というディレクションをいただいたことをよく覚えております。たくさんのパターンを試させていただきながら、正直あまり手応えはなかったのですが、その分決まりましたと聞いたときは本当に嬉しかったです。同時に、この大作にレーンの声として参加させていただく責任も感じました。すでに収録をスタートさせていらっしゃるメインキャストの皆さんからも、現場の熱量がものすごいと伺っていたので、自分の持てるエネルギーをしっかりと注ぎ込まなければならないな、と気を引き締めました。
Q2. 初めて台本を読んだ時の感想は?アフレコを振り返り、役を演じるにあたって意識したことは?
ぼくは出番の関係で皆さんよりも少し遅れて台本をいただいたのですが、きちんと読み込んで過不足なく流れを咀嚼する必要のある台本だと感じました。ハサウェイたちがナチュラルかつ複雑な会話劇を展開してゆく一方で、レーンはある種若さゆえのまっすぐさ、大胆さが求められるのではないだろうか、とも。特に最初にハサウェイと相対するシーンでは、ひとつひとつ状況を冷静に分析して戦うハサウェイに対し、自信があるが実戦経験が浅いゆえに翻弄されてしまうレーンという構図が浮き彫りになります。己の未熟さと悔しさをバネにレーンが今後どう成長してゆくのかというのも、このドラマの見どころのひとつなのではないでしょうか。小野賢章さんと一緒に収録ができたのですが、実際に演じられているのを見て、やはりハサウェイは本当に難しいキャラクターだなと痛感しました。あのシーンは直接掛け合えたからこその熱量が込められたのではないかなと思っています。
公開を楽しみにする人へのメッセージ
改めまして、この度レーン・エイムの声を担当させていただくことになりました、斉藤壮馬と申します。多くの方に深く愛されているガンダムシリーズに声優として関わらせていただけますこと、本当に幸せに思っております。本作でのレーンは、ハサウェイと比べてまだ若いけれども伸び代を大いに感じさせるキャラクターとして描かれています。ぼく自身も、彼との歩みを通して成長してゆけるよう、毎回のアフレコに全力で臨みたいと思います。本公開まで今しばらくお待ちいただき、ぜひ多くの方に彼らの物語を直接体感していただきたいと思っております。何卒よろしくお願いいたします!
閃光のハサウェイ
あざやかな閃光 新たな世界の始まり。第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。
地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行なっていた。そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」。
リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」15秒TVSPOTストーリー編 「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」15秒TVSPOTモビルスーツ編編