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19,980円の「Fire HD 10キッズモデル」。子ども向けオリジナル音楽アプリも

「Fire HD 10キッズモデル」(アクアマリン)

Amazonは4月27日、同日に発表した「Fire HD 10」をベースとした子ども向けモデル「Fire HD 10キッズモデル」を発表、予約受付を開始した。数千ものキッズ向けコンテンツが1年間使い放題となる「Amazon Kids+」と、新たに持ち手がついた保護カバー(スカイブルー、アクアマリン、ラベンダー)、2年間の限定保証がセットになる。価格は19,980円で、5月26日より出荷開始予定。

5月下旬には、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ヤマダ電機でも順次発売する。

新「Fire HD 10」シリーズと同じく10.1インチのフルHDディスプレイを搭載したタブレット。解像度は1,920×1,200ドット(224ppi)、コントラスト比は1,300:1、輝度は400nits。

2.0GHzのオクタコアプロセッサを搭載し、RAM容量は3GB。内部ストレージ容量は32GBで、最大1TBまでのmicroSDカードも利用できる。フロントカメラは2メガピクセル、リアカメラは5メガピクセル。Dolby Atmos対応デュアルステレオスピーカーやマイク、3.5mmステレオミニジャックも搭載した。

カバーにはハンドルとしても使える角度調整機能付きスタンドを装備(写真はスカイブルー)

カバーも刷新され、持ちやすいハンドルとしても利用できる角度調整機能付きスタンドが備えられた。キッズカバー単体の価格は3,980円。

1年間使い放題となる「Amazon Kids+」は、Amazonのキッズ向けコンテンツチームが選んだ数千点以上もの書籍やビデオ、学習アプリ、ゲームなどが提供されるサブスクリプションサービスで、日本では2019年から提供されている。

同サービスでは、新世代のFireキッズモデルの発表にあわせ、コンテンツが拡充され、新たにUSENと協力してオリジナル音楽アプリ「USEN Kids」が提供される。

これは「こどもの成長を見守り、一年中楽しめる音楽アプリ!」をコンセプトに開発されたアプリで、音楽だけでなく、NHKの小学生のための英語講座や声優による童話の読み聞かせなど、知育コンテンツも豊富に取り揃えている。今回のリリースにあわせて、作曲家の中村由利子、作詞家のもりちよこ、歌手の井上あずみによる新曲もリリースされた。

“大人っぽい”タブレットをテーマにした新しいUI

6歳から12際までのユーザーを対象に、子どもっぽさを抑えより洗練されたデザインのUIを搭載。新しく追加されたタブ「おすすめ」は、新しいおすすめコンテンツを見つけやすいようにパーソナライズされた画面表示で、「ホーム」では利用時間設定、ベットタイム設定の一覧や各コンテンツへの簡単なアクセスができるようになっている。

すでにFireキッズモデルやFireタブレットを所有している場合は、Amazonペアレントダッシュボード上からアップデートすることで、新UIを使えるようになる。

バッテリー持続時間は最大12時間。対応するWi-Fiはデュアルバンド 802.11 a/b/g/n、Bluetooth 5.0 LEに準拠する。大人用プロファイルではAlexaも利用可能。

外形寸法と重さはキッズカバー込みで269×209×27mm、716g。コネクターはUSB Type-C、9W電源アダプタやUSB Type-C(2.0)ケーブルなどが付属する。

「Fire HD 10キッズモデル」(スカイブルー)
「Fire HD 10キッズモデル」(アクアマリン)
「Fire HD 10キッズモデル」(ラベンダー)