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ギャンブル漫画「嘘喰い」が'22年公開。主演横浜流星、監督中田秀夫
2021年7月2日 12:20
迫稔雄の漫画「嘘喰い」(うそぐい)が実写映画化。2022年2月に劇場公開される。監督は「リング」などの中田秀夫。主演は横浜流星。配給はワーナー・ブラザース映画。
「嘘喰い」は、2006年から2018年まで集英社ヤングジャンプで連載されたギャンブル漫画。コミックスは49巻まで発売され、シリーズ累計880万部を突破した。
通称「嘘喰い」と呼ばれるギャンブラー・斑目貘(まだらめばく)は、日本の闇社会を牛耳る組織・会員制の倶楽部賭郎(日々、巨額な金を賭けたギャンブルを仕切り、ルールを決め敗者の死に方を用意する最高峰の賭け場)の頂点を目指すキャラクター。彼の目的・私生活は謎。仕掛けられたイカサマや嘘を見破り、数々のゲームに挑んでいく……。
主演は、映画「きみの瞳が問いかけている」や、TBS系ドラマ「着飾る恋には理由があって」で話題となった人気若手俳優の横浜流星。監督は、1998年公開の映画「リング」や、「スマホを落としただけなのに」、「事故物件 怖い間取り」を手掛けたジャパニーズホラーの名手・中田秀夫。
斑目貘を演じます横浜流星です。
今回お話を頂いてから原作を読ませて頂いたのですが、一人一人の個性が強く、人間臭く、カッコ良くて魅力的だと思いましたし、何よりハイレベルすぎる頭脳戦、駆け引きにハラハラドキドキしました。
うまく表現できる言葉が見つからないのですが、あの世界観を創ることができる迫先生は天才です。
お会いして、漫画家をしながら格闘技も本格的にやられていて、とても穏やかで、内にとてつもないものを秘めている方だなと感じました。迫先生の生み出した大切な原作をリスペクトしつつ、更にパワーアップした作品を作れるよう、そして僕にとって初ジャンル、初挑戦な役ということで、髪を銀髪に染めました。
中田監督とはクランクイン前に何度もお会いして、作品についてこれでもかってくらい話し合うことで、お互いの方向性が確認出来ましたし、そこで信頼関係が出来たと思います。
1度もギャンブルをした事ない僕に、天才ギャンブラーの役を演じることが出来るのか不安でしたが、大事なのはそこだけじゃなく、貘は、飄々としていて絶対的な自信がある男。
華があり周りを巻き込み引き込む力があるとても魅力的な人間。何もかも僕とかけ離れていますが、まずは自信を持って、そこに隠れる狂気や野心をバランスよく、でもエモーショナルに出来たらと思い、貘として嘘喰いの世界を生きました。
原作でも大事なスリルのある心理戦が、細かく丁寧に描かれていますし、何より画がとてもカッコ良いです!!
ハラハラドキドキする嘘喰いの世界を皆さんにどっぷりと浸かって欲しいです。お楽しみに。
私の初連載作品である「嘘喰い」の実写映画化で嬉しさと期待に満ち溢れております。
主演の横浜流星さんともお話させて頂きましたが真面目で明るい人柄に心を撃たれました、実際に銀髪にして斑目貘になりきる熱演ぶりも凄いです。
中田監督ならではのミステリアスな作風で嘘喰いの世界観が実写に写し込まれるわけですから最高ですね。
映画公開に合わせて嘘喰い特別連載を執筆中ですので皆様楽しみにお待ち下さい。
「嘘喰い」の実写化にあたって、原作の迫稔雄先生からのメッセージでもあった、「主人公の貘が生きる『知略』と『暴力』の世界」を存分に描こうと決意しました。
貘は、あたかも生き急いでいるかのように、命を張った危険な賭けをしますが、横浜流星くんとは「それでも貘はピンチを飄々と潜りぬけ」、「相手の嘘を(喰い)見破りながら、勝つときはこの上ないエグい勝ち方をする」そのカタルシスを大事にしましょうと話し合いました。
横浜くんは、髪を実際に銀髪に染めてくださり(撮影期間中、何度も染め直すという地道な努力も!)クランクインしてすぐに私が思い描いていた、主人公貘の内面、特に彼独特の「死生観」をしっかりと捉えてくださったと思っています。自分の考えをしっかりと持って作品の準備に臨み、いざ撮影が始まるとこちらの用意した世界に全身で飛び込んできてくれて本当に楽しかったです。
「嘘喰い」に登場する独特なる賭け(知略を巡らせた心理戦)と「暴力描写」を描くことも大事にしながら、スリル、恐怖、アクション満載の本作を皆さんにお届けする日を楽しみにしています。