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TOHOシネマズやシネマサンシャインなど、都内劇場は時短営業

東京都が7月12日から4度目の緊急事態宣言に入ったことを受け、TOHOシネマズやイオンシネマ、松竹マルチプレックスシアターズなど各シネコンは、都内にある劇場の営業時間短縮やアルコール類の販売停止を告知した。チケット販売についても、原則前後左右1席ずつ間隔を空けると案内している。

東京都以外の劇場でも、営業時間の短縮や座席の間引き販売、ビールなどアルコール類の販売中止といった措置が採られている。なお、最新情報は各劇場のお知らせページを参照のこと。

TOHOシネマズでは、東京都内の劇場では21時までに上映を終了。ビールなどのアルコール類は終日販売せず、座席指定券は前後左右間隔を空けて販売する。そのほか千葉・神奈川・埼玉・愛知、大阪・兵庫・京都の各劇場もアルコール類の販売は終日停止。営業時間については21時までに上映終了、もしくは飲食売店の営業を21時で終了する。

松竹マルチプレックスシアターズでは、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、東劇、MOVIX亀有、MOVIX昭島、MOVIXさいたま、MOVIX川口、MOVIX橋本、MOVIX柏の葉、神戸国際松竹、MOVIXあまがさき、MOVIX八尾、MOVIX堺、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマで時短営業。さらに新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、東劇、MOVIX亀有、MOVIX昭島は前後左右に1席ずつ間隔を空けて座席チケットを販売する。

MOVIX三郷、MOVIX三好、MOVIX京都では飲食売店のみ時短営業を実施。また、これらすべての劇場で終日、酒類は提供しない。そのほかのMOVIX仙台、MOVIXつくば、MOVIX宇都宮、MOVIX伊勢崎、MOVIX清水、MOVIX倉敷、MOVIX日吉津、MOVIX周南、熊本ピカデリーは通常どおり営業する。

シネマサンシャインでは、グランドシネマサンシャイン池袋、シネマサンシャイン平和島ともに21時までに上映を終了。座席は1席ずつ間隔を空けて販売する。アルコール類の販売も中止する。

さらにロビーでの飲食は20時までとし、20時以降はシアター内持ち込みとテイクアウトのみに。グランドシネマサンシャイン内のクラッパーズダイナーと、バールパノーラマは20時で閉店する。期間は8月22日まで。

109シネマズ・ムービルは、木場、二子玉川、グランベリーパーク、港北、川崎、ムービル、大阪エキスポシティ、箕面で最終回の上映を21時までに終了。さらに木場、二子玉川、グランベリーパークの3劇場では、自治体からの要請により、各回の販売座席数は収容率50%を上限とし、原則座席間隔を空けてチケットを販売する。ただしエグゼクティブシートは全席販売する。飲食売店は最終回の上映開始までの営業。

イオンシネマでは、東京都内の劇場(板橋、シアタス調布、むさし村山、多摩センター、日の出)で営業時間を21時までとし、飲食売店も最長20時までで営業を終了。また千葉県の幕張新都心、市川妙典と、神奈川の新百合ヶ丘、みなとみらい、港北ニュータウン、埼玉の大宮、浦和美園、川口でも営業時間を21時、飲食売店も最長20時までとする。

ユナイテッド・シネマグループは、お台場、豊洲、としまえんの3劇場で最終上映の終了時刻を21時に。座席は原則として、前後左右の間隔を空けて販売する。

T・ジョイでは、新宿バルト9やT・ジョイSEIBU大泉、T・ジョイPRINCE品川などで、劇場の営業時間を21時までとし、終日酒類の提供は中止。座席についても、すでに販売済みの13日上映回を除いて、間隔を空けて販売する。東京都以外でも神奈川のT・ジョイ横浜、横浜ブルク13、大阪の梅田ブルク7などで時短営業を行なう。