マーベル「ヴェノム」新予告。“大殺戮”カーネイジ覚醒

「ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ」
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2021年に全国ロードショーされるマーベル映画「ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の最新予告映像が解禁された。原作コミックで「もうひとりのヴェノム」という異名を持つヴィラン、カーネイジ覚醒の瞬間が描かれている。

スパイダーマンの宿敵で、マーベル史上もっとも残虐な悪“ダークヒーロー”として誕生したヴェノム。2018年には第1作目「ヴェノム」が劇場公開され、全世界興行収入が940億円を超える大ヒットを記録した。主人公のエディ・ブロックを演じたのはトム・ハーディ。

その続編となる本作では、“俺たち”としての共同生活は板につきつつも、「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。

そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは刑務所で、ある死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行が迫っていた。「私の秘密を教えようか」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が人間とは異なることに気づく……死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

本作のヴィランであるカーネイジは、底知れぬ強さと残虐性を持ち、マーベルファンの間でカリスマ的人気を誇る存在。今回の予告編では、そのカーネイジが覚醒する瞬間が描かれ、肉体そのものが赤く変貌したグロテスクな形相が現れる。またクレタスの「エディ、恐れることはない。我々は家族だ」といった台詞や、カーネイジによる大殺戮を“復習”と呼ぶなど、謎も散りばめられている。

さらに、クレタスと行動を共にする女性ヴィランのシュリークが、シンビオートの弱点とされる超音波を操る新たなカットも登場する。