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“バーチャル・エイベックス”設立。バーチャルアーティストをプロデュース
2021年8月6日 12:45
エイベックス・ビジネス・ディベロップメント(ABD)は、バーチャルアーティストのプロデュースや、バーチャルイベント・ライヴの企画制作などを専業とする“バーチャル・エイベックス株式会社”を5日に設立。エイベックスが持つ、エンタテインメント領域の機能やノウハウを最大限に活用し、近年需要が急拡大するバーチャルエンタテインメント事業の最大化を目指す。
ABDは、2018年8月から、ダンスパフォーマンスに定評のある「まりなす」などのバーチャルアーティストのプロデュースの他、延べ約10万人が視聴したオンラインバーチャルアイドルフェス「Life Like a Live!(えるすりー)」の企画制作を行なうなど、様々なバーチャルエンタテインメント事業を展開。
自社専用のモーションキャプチャスタジオと、デジタルモーションと共同開発した照明・特効演出(花火や紙吹雪など)や、カメラワークをリアルタイムで行なうシステムを組み合わせ、高品質な動画や生配信を多数制作。リアルアーティストのライヴにも負けない生の臨場感をバーチャルライヴでも体現してきたという。
昨今、テクノロジーの進化やコロナ禍におけるオンライン需要の拡大により、バーチャルエンタテインメントを取り巻く市場のさらなる拡大が期待される中、バーチャルライヴのシステム開発を支えてきたパートナー企業であるデジタルモーションと新会社バーチャル・エイベックスを設立。
デジタルモーションのシステム開発力とABDの企画制作力を掛け合わせ、「より一層強固な体制でバーチャルエンタテインメント事業を推進していく」という。
具体的には、出版社などのIPホルダーが保有する既存のアニメ・ゲームキャラクターや、リアルに存在するアーティスト・タレントなどのバーチャルアーティスト活動を促進するとともに、リアルアーティストのライヴ・イベントやフェスなどのバーチャル化を推進。「新たなエンタテインメント体験として、バーチャルならではの表現で感動や熱狂を届けていく」という。