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アップル、Primephonicを買収。Apple Musicのクラシックが充実

アップルは30日、クラシック音楽ストリーミングサービスのPrimephonicを買収したと発表。これにより、Apple Musicのサブスクリプション利用者は、Primephonicのプレイリストや限定オーディオコンテンツをはじめ、「大幅に向上したクラシック音楽体験を利用できるようになる」という。

スケジュールとしては、「今後数か月のうちに、Apple Musicのクラシック音楽ファンは、作曲者やレパートリー別のより優れたブラウズおよび検索機能やクラシック音楽のメタデータの詳細表示などのPrimephonicの最高の機能、そして新しい機能やメリットにより、特化した体験ができるようになる」と説明している。

なお、9月7日でPrimephonicでは新規サブスクリプション登録ができなくなる。Apple Musicは来年、ファンに好評だったというPrimephonicのクラシックのユーザーインターフェイスに追加機能を組み合わせた、専用のクラシック音楽アプリを公開する予定。

それまでの間、現在のPrimephonicのサブスクリプションの登録者は、Apple Musicを6カ月無料で利用できる。Apple Musicを使うことで、「すべてがロスレス/ハイレゾに対応している何十万ものクラシックのアルバムに加え、定期的に新しく公開されていく、Apple Musicの空間オーディオに対応した何百ものクラシックのアルバムを聴くことができる」としている。