ニュース

QUADRAL、ペア126,500円からのスピーカーシリーズ「Signum」

Signumシリーズ

ネットワークジャパンは、独QUADRALのスピーカー3機種を12月に発売する。ラインナップと価格はフロア型のSignum90が319,000円/ペア、Signum70が253,000円/ペア、Signum20が126,500円/ペア。カラーはブラック、ホワイトの各2色。

Signumシリーズ共通の仕様として、RicomΣ(リコムシグマ)ツイーターを新採用。超軽量(0.31g)のシルク素材リングラジエーターを開発し、従来のツイーターと比べて極めて優れた帯域特性、応答性を実現。さらに、新しいダイアフラム支持方式により、共振の排除とさらなる応答性の向上を達成した。

RicomΣツイーター
Signum90 ブラック(左)、ホワイト(右)
サランネットを取り付けた様子(左)

ウーファーとミッドレンジは、軽量で剛性の高いチタン蒸着ダイアフラムを採用。ダイアフラムでの共振を排除し、高解像度かつダイナミックな中・低域の音を実現。また、新開発の磁気回路と強力なマグネットにより、スピーカーとしての完成度を高め、さらなる低歪化を図ったという。

Signum70 ホワイト(左)、ブラック(右)
サランネットを取り付けた様子(左)

フロア型のSignum90/70は、2つのウーファーが、ミッドレンジやツイーターと隔絶された最適容量のバスレフボックスに収納され、「理想的な低音と色付けのない中・高音の再生を可能にした」とのこと。

Signum20 ブラック(左)、ホワイト(右)
サランネットを取り付けた様子(左)

ウーファーはパワフルで深みのある低音を再生。白と黒の光沢あるバッフルを備えている。フロア型はウーファーとミッドレンジのサイズが共通で、Signum90が180mm径、Signum70が155mm径。ブックシェルフのSignum20のウーファーは155mm径。

フロントパネルのサランネットはマグネット固定で、機能性とデザイン性を両立させた。

周波数特性はSignum90が27Hz~32kHz、Signum70が32Hz~32kHz、Signum20が42Hz~32kHz。能率はSignum90が90dB/1W、Signum70が89dB/1W、Signum20が85dB/1W。インピーダンスは共通で4Ω。

外形寸法/重量(1本あたり)は、Signum90が19.5×34.7×105cm(幅×奥行き×高さ)/24.1kg、Signum70が17×29.4×90cm(同)/17.32kg、Signum20が17×26×30cm(同)/6.54kg。