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JVCケンウッドからゲーミングギア。第一弾はFPS特化のヘッドセット

ワイヤレスタイプの「GG-01W」

JVCケンウッドは、JVCブランドよりゲーミングギアの新シリーズ「JVC GAMING」第一弾製品として、ゲーミングヘッドセット2モデルを11月中旬に発売する。ワイヤードタイプの「GG-01」とワイヤレスタイプの「GG-01W」の2モデルで、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はGG-01が9,900円前後、GG01Wが17,600円前後。

カラーバリエーションはGG-01がブラックとホワイト、GG-01Wがブラック。PCやMacのほか、PlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switchなど、さまざまな機器で利用できる。ただし、XboxシリーズではGG-01Wのワイヤレス接続が利用できない。

近年、オンラインゲーム、eスポーツの人気が高まっており、そのキーデバイスの一つとしてゲーミングヘッドセットの需要が増加している。そこでJVCケンウッドは、ゲーミングギアの新シリーズとして「VC GAMING」を立ち上げ、その第一弾製品としてヘッドセット2モデルを企画・開発した。

ワイヤードタイプの「GG-01」(ブラック)

両モデルとも、ハウジングの裏に六角形の肉抜きをしたハニカムリブを採用し、各機構や各パーツの強度を担保しながら軽量化を両立した。マイクとケーブルを外した状態での重さは、GG-01が199g、GG-01Wが209g。

ハンガー部分の内側にゴムバンドを採用しており、頭に当たる部分を支えて耳にかかる側圧を分散させることで、軽快な着け心地を実現している。ゴムバンドはスライダーで調整できるため、好みの付け心地にできる。イヤーパッドは、肌触りがよく、蒸れにくいスポーツメッシュで、柔らかく厚みのあるクッションも採用。長時間装着しても快適さを維持できるという。

音質面では、同社音響エンジニアがゲーム用途に合わせて特別なチューニングを施した。特に対戦型シューティングゲームの勝敗を左右する音響性能にこだわっており、ゲーム内の足音や遠くの銃声などの細かい音を正確に再現する高解像度な音質や、音が鳴った方向を正確につかめる優れた定位感を実現。「音響面でプレーヤーの勝利をサポートする」という。

ゲーミング用途に適した高解像度の音響性能を確保するため、歪みの少ない高品質なネオジウム40mmドライバーを採用した。再生周波数帯域はGG-01が10Hz~26kHz、GG-01Wが20Hz~20kHz。

ワイヤードタイプ「GG-01」(ホワイト)

マイクやオーディオケーブルは取り外し可能。マイクはフレキシブルアームで、さまざまなポジションに固定できる。ボイスチャットが円滑に行なえるよう、声の聴き取りやすさを重視したマイクチューニングが施されている。本体左側にマイクミュートボタンとボリュームダイヤルを備え、マイクのオン/オフ、音量調整ができる。ケーブルはYスプリッターケーブルも付属し、マイクとヘッドフォン端子が分かれているPCにも対応した。

ワイヤレスモデルのGG-01Wのみ、付属の専用USBトランスミッターにより、2.4GHz無線による低遅延のワイヤレス接続が可能。約15時間の連続再生ができ、付属充電ケーブルで給電しながらのプレイもできる。付属オーディオケーブルによる有線接続も可能。