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FiiO、実売約8,800円のハイブリッドイヤフォン「JH3」

JH3

エミライは、FiiO Electronicsの新イヤフォンとして、実売8,800円前後のハイブリッドモデル「JH3」を2月18日に発売する。価格はオープンプライス。日本オーディオ協会が定めるハイレゾオーディオ認証を取得している。

2基のバランスドアーマチュアドライバー(BA)と、1基の13.6mm大口径ダイナミックドライバーを搭載したハイブリッド構成。BAは専用にカスタマイズされたもので、緻密に長さを設計された音導管の開口部に近い位置に配置。「高音域の損失が少なく、よりクリアで鮮度感のあるサウンドを提供する」という。

FiiOのフラッグシップモデルで採用されているダイナミックドライバーと同径の13.6mmダイナミック・ドライバーを搭載。新設計の磁気構造により、磁束を20%増加させ、豊かで充実した中音域と、力強い低音域を実現している。周波数特性は10Hz~40kHz、インピーダンスは28Ω(@1KHz)。

13.6mmダイナミック・ドライバーを搭載

さらに、特許技術「バランスド・プレッシャーリリーフ・システム」を採用。セミオープン構造により耳の気圧調整を自動的に最適化した。これにより、大振幅に対しても歪みのない、自然で弾力ある低音を実現したとする。

特許技術「バランスド・プレッシャーリリーフ・システム」

リケーブル対応で、0.78mmの2ピンコネクターを採用。「FiiO UTWS3 2PINモデル」と組み合わせて、ワイヤレスIEMとして使用できるほか、様々なリケーブルにも対応する。

リケーブル対応で、0.78mmの2ピンコネクターを採用

付属ケーブルは、1本あたり30芯線を使用したものを、左右合計4本採用。合計120芯線となる高純度単結晶銅ケーブル。芯線のそれぞれが独立して絶縁されているため、表皮効果や近接効果を減少させ、高品位な信号伝送を可能としている。入力プラグはL字タイプのステレオミニ。

付属ケーブル

ハウジングは、内部構造が視認できるシースルー素材。自然なフィット感を実現するエルゴノミクスデザインを採用している。フェイスプレートには、シャッターのシルエットをモチーフとした新型デザインを採用。アルミニウム合金素材を5軸CNCマシン成形し、手作業で丁寧にフィニッシュしている。本体表面にはPVDコーティングを施し、剛性を高め、摩耗や損傷に強くなっている。