ニュース

Disney+、「ウエスト・サイド・ストーリー」見放題独占配信。30日から

(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

Disney+は、27日開催の第94回アカデミー賞において、アリアナ・デボーズが助演女優賞を受賞したことをうけ、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」を3月30日より見放題独占配信すると発表した。

「ウエスト・サイド・ストーリー」は、スティーブン・スピルバーグ監督が「ロミオとジュリエット」をモチーフにしたミュージカルを映画化した作品。第79回ゴールデングローブ賞では、作品賞・主演女優賞・助演女優賞の最多3冠を獲得したほか、数々の映画賞でも功績を残した。

現地時間27日に行なわれた第94回アカデミー賞では、アニータ役のアリアナ・デボーズが助演女優賞を受賞。映画界で歴史を創り上げてきたスピルバーグ監督が、“集大成”と掲げるほどの想いで挑んだ本作からは、華麗なダンスと迫力ある歌声で存在感を放ったアリアナ・デボーズ。リタ・モレノが61年版「ウエスト・サイド物語」で助演女優賞を受賞して以来、60年の時を経て同役“アニータ”で助演女優賞を受賞する快挙を成し遂げた。

アリアナ・デボーズ 受賞コメント全文

アニータが“アメリカに居たい”と言った理由が分かりました。このような世の中でも、夢は叶います。それが今、本当に心強いです。このステージに私を引き上げてくれたすべての美しい人々に感謝の言葉を述べる時間をとっていたら、あなた方は次のアカデミー賞までここに座っていることになるでしょうから、それはやめときます。でも、一生に一度の夏を皆さんと過ごせたことは、とても光栄なことであり、感謝しています。

スティーブン・スピルバーグ監督、ありがとうございました。クリスティ・マコスコ・クリーガー、トニー・クシュナー、そしてリタ・モレノという神聖なインスピレーションを与えてくれる存在に感謝します。あなたのアニータが、私のアニータの道を切り開いてくれたのです。私はあなたをとても愛しています。そして、私の家族、母についてお話します。ママ、心から愛している。これはあなたのものであると同時に、私のものでもあります。

最後に、白いフォードフォーカスの後部座席に座るこの少女を想像して、彼女の目を見てみてください。そこには、芸術を通して人生の強さを見出した、有色人種のオープンリー・クィア・ウーマン、アフロ・ラティーナがいるのです。私たちはそれを祝うためにここにいるのだと思います。自分のアイデンティティを疑ったことのある人、グレーゾーンにいる人、これだけは約束します。私たちの居場所は本当にあるのです。アカデミー賞に感謝します。皆さんありがとうございました。

Disney+ (ディズニープラス)