クリエイティブ、aptX Adaptive対応トランスミッター

「BT-W4」と付属マイク

クリエイティブメディアは、aptX Adaptiveコーデックを採用したBluetoothオーディオトランスミッター「BT-W4」を直販限定で発売した。直販価格は6,800円。

ワイヤレス接続の状態やデータ量に応じてオーディオデータの伝送レートを自動的に変化させる可変ビットレートに対応したコーデックaptX Adaptiveを採用。通信状態が良好な場合などには最大24bit/48kHz音質の高ビットレートで伝送し、電波状態が悪化した場合などにはビットレートを下げて音切れを低減し音質を維持して安定したオーディオ再生を行なう。SBC、aptXにも対応する。

Bluetooth 5.2準拠で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFPをサポートしている。

4つまでの機器とのペアリングに対応し、本体ボタンを押すことで、ペアリング済の接続待機状態になっている機器を順次切り替えて接続・利用できる。例えば複数のワイヤレスヘッドセットやワイヤレススピーカーを利用シーンに合わせて切り替えて使うといったことが、本体ボタンを押すだけで行なえる。

インターフェイスにはUSB-Cを採用し、PS5やNintendo Switch、PC/Macと接続できる。ドライバーなどのインストールも不要のプラグ&プレイ接続で簡単に利用できるとしている。

モノラル音声とマイクを同時に利用可能で、PC/Mac上でのビデオ会議やボイスチャットが可能。ゲーム機にBT-W4を接続してボイスチャットを行なう場合、ヘッドセットのマイクを利用するとHFPプロファイルにより、ゲームオーディオもモノラルで再生されてしまうが、同梱のアナログマイクをゲーム機のマイク入力端子に接続することでA2DPによるステレオサウンドのままゲーム音を再生できる。

新たにPC用ソフト「Creative アプリ」に対応。Sound BlasterオーディオエンハンスメントのAcoustic Engineでオーディオのカスタマイズや、イコライザーで音質調整などが行なえる。また、ペアリングや接続切り替えの操作がPC上から行なえたり、ゲーム機などで同梱のアナログマイクを利用する場合にHFP機能の無効化などができる。

付属品は3.5mm4極マイク、USB-C to A変換アダプタなど。