“クリエイターに利益還元”ウィットスタジオやANIPLEXらが新会社JOEN

SPY×FAMILYなどを手掛けるCloverWorks、進撃の巨人で知られるウィットスタジオ、アニプレックス、集英社の4社が共同出資し、制作スタジオが主体となり、企画・プロデュースを行なうJOENを5月30日付けで設立した。アニメ作品の企画、プロデュース・制作が主な事業であり、制作スタジオのCloverWorksとウィットスタジオが主体となって連携し、企画立案からすべての工程に関わり、「最終的な映像のクオリティ、ビジネスの形をイメージしながら作品をプロデュースしていく」という。

制作スタジオが連携して作品を自らプロデュースし、ビジネススキームを構築することで、「制作スタジオ、クリエイターの貢献に合わせて利益を還元し、質の高いアニメーションを継続的に制作する環境を整える新たなアニメの構造の軸を作っていくことを目指す」という。

JOENの所在地は東京都千代田区六番町4番地5。代表取締役は福島祐一、中武哲也。出資金は1億円。