サエクコマース、理想的なグラウンド生成をサポートするスタビライザー

グラウンドスタビライザー「SGS-042」

サエクコマースは、オーディオ機器の理想的なグラウンドの生成をサポートするというグラウンドスタビライザー「SGS-042」を、6月末に発売する。価格は198,000円。

オーディオ機器は基本的に製品の筐体にアースを落としているが、接続する機器が増えると機器間における相互のアース電位に乱れが生じ、微弱音の領域で濁りや歪みが発生し、悪影響を及ぼす。SGS-042はアース電位の逆流現象を低減するとともに、アース側で発生するノイズを効果的に抑制することで、機器が持つ本来のポテンシャルを引き出すことが可能という。

電気的な特性を備える鉱石を特殊な製法によって32μmのカーボン粉末で凝固させた素材を採用。「この鉱石が本来持つマイナスイオンを最大限発生させ、内蔵されている特殊加工を施した高純度同素材がノイズを吸収し、グラウンド電位の安定化を実現する」という。この特性を余すことなく引き出すため、機械加工に頼ることなく、スペシャリストの手により一品ずつハンドメイドで調製して作り上げる。

使い方が簡単なのも特徴で、アンプやフォノイコライザーなどに設けられたアース端子に、本製品を接続するだけで効果を発揮する。「とりわけ微弱な信号を取り扱うアナログプレーヤー周りのフォノイコライザーアンプやヘッドフォンアンプなどの機器においては、静寂感が増し滑らかなサウンドを再生する」としている。

アンプやスピーカーに使用する場合、パワーアンプでは出力端子のマイナス側、スピーカーでは入力端子のマイナス側に接続しても、同様の効果が出られるという。モノーラルのパワーアンプ、スピーカーに使用する場合は左右それぞれに1基ずつ使用するよう呼びかけている。

外形寸法は115×96×41(幅×奥行き×高さ)で、重さは750g。接続ケーブル(アースケーブル)は付属しない。