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実写版『耳をすませば』“猫のムーン”写真公開

実写版『耳をすませば』
(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会

10月14日に公開される実写版『耳をすませば』から、8月8日「世界猫の日」にちなみ、猫のムーンの場面写真が発表された。

(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会
(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会

実写映画では、漫画・アニメ映画で描かれた中学生時代の物語に加え、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わり、大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李がW主演で演じる。

猫のムーンを演じたのは『ねこあつめのの家・蚤とり侍』(19)や、『コーヒーが冷めないうちに』(19)、『ねことじいちゃん』(19)に出演したタレントねこ・ぽんず。

ムーンの座をオーディションで射止めたぽんずは、数々の作品でその愛らしさを発揮してきたベテランねこ俳優。オーディション参加時には、10匹以上の猫の中で唯一完璧に演技をこなした天才猫ぶりを披露したという。

安原琉那が演じる読書が大好きな中学生の月島雫は、父が忘れたお弁当を届けるために乗った電車の中で猫のムーンと出会う。ムーンに導かれるように「地球屋」にやってきた雫は、そこで人生を変える体験をする……。

雫を演じた安原は、ぽんずに慣れるためにカメラが回っていない時間もぽんずと過ごすことが多かったという。場面写真では、てくてくと雫を誘うように歩を進めるムーンの姿やカゴの中でひと休みする姿など、愛らしい姿と何かを悟っているような落ち着いた表情が印象的。原作に忠実な演技を披露してくれたぽんず(ムーン)の出演するシーンにも注目だ。

(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会
(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会

ストーリー

読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。彼女は図書貸出カードでよ
く見かける、ある名前が頭から離れなかった。

天沢聖司―――全部私よりも先に読んでる―――どんなひとなんだろう。

あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした二人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓い合う。

それから10年の時が流れた、1998年。雫は、児童書の編集者として出版社で働きながら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。もう駄目なのかも知れない―――そんな気持ちが大きくなる度に、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を想い、自分を奮い立たせていた。

一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、聖司にとっての支えも同じく雫であった。ある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった先は―――。

実写版『耳をすませば』
(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会