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木村拓哉が25年ぶり信長。「THE LEGEND & BUTTERFLY」1月公開
2022年8月9日 07:00
木村拓哉が織田信長を、綾瀬はるかがその正室・濃姫(別名:帰蝶)を演じ、その知られざる夫婦の物語を描いた映画「THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド・アンド・バタフライ)」が、2023年1月27日に公開される。また信長と濃姫、ふたりの関係を象徴する場面写真も公開された。
政略結婚という最悪の出会いから始まったふたりは、いかにして真の夫婦となり、共に天下統一へと向かって行ったのか? 魔王と呼ばれながらも時に悩み苦しむ信長を“ひとりの人間”として描き、その側で支え続けた濃姫との知られざる物語を描く。東映70周年記念を冠した作品で、日本映画史上最高峰のキャスト・スタッフが集結する。本作完成予定は今年秋とのこと。
ふたりの生涯を今まで描かれることのなかった新たな目線で体現しようと脚本を手掛けたのは、「コンフィデンスマン JP」シリーズなどで知られ、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の脚本も務める古沢良太。監督には「るろうに剣心」シリーズで世界を驚愕させ、アクションエンターテインメントの金字塔を打ち立てた大友啓史が立ち、他の日本映画とは一線を画すハリウッド級の映像スケールで、既存の作品を超越する圧倒的なエンターテインメントの世界を生み出すという。
公開された場面写真は信長と濃姫が互いに強く見つめ対峙するもので、濃姫の父の領土、美濃で起きたとある事件の直後のシーン。夫である信長の喉元に懐刀をつきつける濃姫からは身も震えるほどの殺気が感じられる。そして信長はその濃姫の強い視線を受け止めながら、対峙する……。政略結婚という最悪の出会いで結ばれたふたりがこれから夫婦としてどのように生きていくのか、まさに「愛すか、殺すか」という関係が鮮明に映し出された場面写真となっている。
時代劇初出演となったテレビドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」(1998/TBS)以来25年ぶりに織田信長役を務める木村は、6月に行なわれた会見で、信長と濃姫の関係について、「信長は今では想像もできないような感情にさいなまされながら、世の中に疑問を抱いて声を上げた人。きっと傍らにいてくれた濃姫の存在によって行動・決断したことや、彼しか抱くことのなかった特別な愛情があったのではないか」とコメント。
また木村と3度目の共演で、初の夫婦役を演じた綾瀬も「今まで観たことのない、信長と濃姫の“夫婦の物語”が描かれているなと感じました」と語っている。
そのふたりの言葉どおり、今回解禁された場面写真からも、夫婦ながら刀を突き付け対峙するほど水と油の関係であったことが分かり、そんな信長と濃姫が、どのように絆を育み夫婦として生きていくのか、その“知られざる物語”に大きな期待が寄せられる。