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NASA「アルテミス計画」の月ロケット打ち上げはトラブルで中止に
2022年8月29日 14:20
Artemis I Launch to the Moon (Official NASA Broadcast)
米NASAは日本時間8月29日夜、月を探査する「アルテミス計画」第1弾として、宇宙船「オリオン」を搭載した大型ロケットを打ち上げる予定だったが、エンジンのトラブルにより打ち上げを中止した。打ち上げの模様は公式YouTubeなどでライブ配信する予定だった。
【追記】NASAからエンジンのトラブルにより打ち上げ中止と発表と発表されたため、記事を更新しました。(8月29日22時)
新型ロケット「Space Launch System(SLS)」を使って無人のオリオンを打ち上げ、地球から28万マイル(45万km)、月の裏側4万マイル(6万4,000km)を飛行。さまざまなデータを収集したあと、地球に帰還する。ミッション期間は42日3時間20分。期間予定日は2022年10月10日。
今後アルテミス計画では、2023年にオリオンに宇宙飛行士を乗せての月周回、そして「アポロ計画」以来となる人類の月面着陸を目指している。
