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アイリスオーヤマ、量子ドット技術「QLED」採用の55型4Kテレビ
2022年8月31日 12:53
アイリスオーヤマは、テレビ「LUCA」シリーズの新商品5機種を9月1日に発売する。量子ドット技術のQLEDを採用し、鮮やかな色彩表現を可能にした55型の4Kチューナー内蔵スマートテレビ「55XQDA20」は140,800円。
QLED技術は搭載しない4K液晶テレビXDA20シリーズは65型「65XDA20S」、55型「55XDA20」、50型「50XDA20」、43型「43XDA20」の4機種。価格は65型が162,800円、55型が109,780円、50型が98,780円、43型が87,780円。
QLED採用55XQDA20と、他の4機種の違い
55XQDA20は量子ドット技術「QLED」を採用し、従来の液晶テレビでは表現しにくかった鮮やかな色彩とリアルな緑色、赤色を表現できるという。
パネル解像度は、5機種全て3,840×2,160ドット。タイプはVA方式で、対応リフレッシュレートは最大60Hz。内蔵チューナーは地上/BS/CSデジタル×2、BS 4K・110度CS 4K×2で共通。
5機種共通の特徴
いずれのモデルも、HDRのDolby Visionに初対応。
スピーカーは、3次元のリアルな立体音響を実現するDolby Atmosに対応。「頭上を含めあらゆる位置に特定の音を定位または移動させることで立体的なサウンドを体感でき、まるでその場にいる様な生き生きとした没入感を味わえる」とする。スピーカーは12W×2ch。
さらに、独自の「AIオート機能」を搭載。映像ジャンルに合う映像と音響を自動調整して表現。「ニュースであれば、映像や人物を自然な色合いで表現し、聞き取りやすくクリアな音声に調整」。「映画であれば、フィルム感のある色合いと立体感のある音響で映画館の興奮が自宅で楽しめるように、スポーツであれば、選手の動きを際立たせ、スタジアムの歓声に包まれているかのような臨場感を演出」するという。
自動調整は、コンテンツのジャンル参照に加え、シーン検出も活用。またテレビのネット動画対応に合わせて、バンディング対策や疑似輪郭補正、フレーム間補正、コントラスト補正などの映像調整機能も強化しているという。
さらに個人の好みを容易にAIオート映像に反映できる「かんたん映像設定」モードも新たに追加している。
入力端子としてHDMI(Ver.2.0b)×3、eARC対応HDMI×1を搭載。音声出力はアナログのステレオミニ、光デジタル音声出力を各1系統装備。録画用のUSB 3.0、USB 2.0も各1系統備え、別売のHDD接続で録画も可能。LAN端子も備えている。
Android TVを採用し、Googleでテレビを音声操作したり、Chromecast built-inもサポート。リモコン上部には6つのネット動画サービスにダイレクトでアクセスできるボタンを備えている。なお、Netflixは視聴できない。
スタンドを含めた外形寸法(幅×奥行き×高さ)
- 「55XQDA20」123.5×27.1×78.3cm
- 「65XDA20S」145.1×32.9×91cm
- 「55XDA20」123.5×27.1×78.3cm
- 「50XDA20」112×24.2×71.6cm
- 「43XDA20」96.6×24×62.8cm
業界最大サイズの15.6型LUCAタブレット
テレビと合わせ、15.6型の液晶画面を採用したAndroid搭載LUCAタブレット「TM152M8N1」も発表された。発売は9月15日で、価格は121,980円。
据え置き型モニターに匹敵する見やすさと携帯性を両立したというモデル。15.6型のため、動画視聴や電子書籍が大きく表示できるほか、Web会議やオンライン授業などで画面分割や資料共有でも快適に使えるのが特徴。
解像度は1,920×1,080ドット。Android OSを採用。CPUはMediaTek MT6779、GPUはPowerVR GM9446。メモリは8GBで、ストレージ容量は128GB。microSDカードスロットを備え、最大512GBまでサポートする。内蔵カメラは、フロント・リアともに8MP。
付属する専用スタンドでタブレットを自立・固定可能。長時間使用による手首への負担を軽減できるとする。また、机上に置いて料理や作業中の最中に「ながら視聴」することもできるため、家族で集まって画面をシェアするといった使い方も楽しめるという。
Bluetooth 5.0に準拠し、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac。バッテリー容量は8,000mAh。
外形寸法は364×11×224mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1,250g。