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オヤイデ、スピーカーケーブル「ACROSS 3000」バナナ/Yラグ

「ACROSS 3000 SGB」

オヤイデ電気は、バナナプラグ端子付きスピーカーケーブル「ACROSS 3000 SGB」、Yラグ端子付きスピーカーケーブル「ACROSS 3000 SGY」を発売した。価格は両モデル同じで、オープンプライス。店頭予想価格は以下の通り。

  • 1.5m 34,100円
  • 2.0m 37,840円
  • 2.5m 41,580円
  • 3.0m 45,320円
  • ケーブル延長は、0.5m増すごとに+3,740円

初代「ACROSS 2000」は、ACROSSシリーズ初の2.0sq導体のスピーカーケーブルとして登場。「ACROSS 3000」では、独自の精密導体“102 SSC”/3E撚りを採用して、導体経を3.0sqにサイズアップした。空気層をダンパーとした画期的な十字絶縁構造「C.I.S」ストラクチャーにより生み出された、独創的かつ革新的なケーブル設計が特徴という。

プラグ付き完成品としてACROSS 3000の基本性能の高さを今まで以上に実感してもらうため、旧モデルからケーブル周りのパーツを再検討したとする。純銀+厚肉24K金メッキのバナナプラグ「SGBN」およびYラグ「SGSL」、非磁性ノイズ抑制テープ「NRF-005T」などを新たに採用する。

アンプからの出力信号のロスを抑えつつ、信号をありのままにスピーカーに伝えるという。フラットでニュートラルな音調と俊敏なレスポンスは音像を膨らませる事なく音楽を正確に描写し、低域から高域までの自然な音のつながり、正確な位相や揃ったタイムアライメント、歪みの無いディテールを提供するとしている。

「ACROSS 3000 SGY」

SGBN/SGSLは、金メッキが与える長期安定性と癖のない中域レンジの位相特性の良さを生かしつつ、高域レンジが伸びるように銀メッキを下地に施すことで絶妙にチューニングしているととする。

SGBNは、バナナプラグの先端径はWBT製スピーカー端子をスタンダードに設計。ベースとなる本体素材には、CNCマシニングで切削加工されたバネ性に優れたリン青銅を採用する。本体は磨き職人の手により丁寧に一個一個バフ研磨され、鏡面下地加工が施されている。

SGSLは、ベースとなる素材は、鉛や鉄分を含まない、RoHS対応の国産真鍮を採用。直径15mmの丸棒の状態から先端部を圧延加工し、専用金型により打ち抜き・曲げ加工される。先端挿入部は、6mm/8mmの2段形状。

NRF-005Tは、電界ノイズをジュール熱に変換することで抑制する旭化成製のPULSHUTを用いた非磁性ノイズ抑制テープ。これにより、以前とは比較にならない程、音楽の躍動感と原音忠実性の両立を実現したとする。